自分はきっちりスケジュールを調整しているのに、
- 一緒に働く先輩の動きが遅い
- 事前に伝えていたはずなのに、なぜか後輩が全然できていない
せめて「遅れます」と一言報告してくれればいいのに、それすらない……。
職場でこんな状況に直面したとき、「なんで?」とモヤモヤしませんか?
さらに苦しいのは、相手に対して「ちゃんとやってください」とハッキリ言えない自分を、「また言えなかった…」と責めてしまうことではないでしょうか。
どうかご自身を責めないで。
あなたが言えないのは、弱いからではなく、波風を立てない「優しさ」があるからです。

優しいとしてもモヤモヤする、、
このモヤモヤ、イライラの正体は、相手の行動そのものではなく、相手の「背景」が見えないからやねん。
今回は、無理に相手に注意しなくても、相手の事情(背景)を少し想像するだけでイライラが解消できる理由と、方法をお伝えします。

相手を知るって大事やで
「なんで?」の裏側には、見えない事情がある

「なんでこんなこともやってくれないの?」「どうしてできてないの?」
職場でモヤモヤする時、私たちは無意識のうちに、「相手が手を抜いている」「私を軽く見ている」と捉えてしまいます。
実はそうではないことがほとんど。
ここで一つ、私の塾生である「池ちゃん」の職場であった出来事を紹介します。
伝わらなかった本当の理由
最近、池ちゃんの職場に新しく外国人のスタッフさんが入ってきました。
池ちゃん含め周りの人は仕事の手順を紙に書いて丁寧に説明していました。
しかし、仕事の抜け漏れが発生してしまいます。
「ちゃんと紙に書いて渡しているのに、なんで?」
「でも、あまりいい過ぎるのも嫌だし……」
そんな風に相手にモヤモヤ、イライラを感じていた池ちゃん。

気持ちわかるな
後日、そのスタッフさんとゆっくり話す機会があり、ハッとする事実が判明しました。
そのスタッフさん、日常会話はそこそこできるものの、「読めない漢字」がいくつもあったのです。
- 紙に書かれた指示をサボって無視
- 池ちゃんを軽く見ていた
そういうわけでもありません。
ただ単に、「読めなくて実行できなかった」というのが本当の理由でした。

漢字って難しいから仕方ない
モヤモヤやイライラが消えていく
「相手の事情(背景)」が分かった瞬間、池ちゃんの中のイライラはスッと消え去りました。
ホッとしたのと同時に、
「これからは漢字にふりがなを振ろう」「大事なことは口頭でも確認しよう」
具体的なフォローの方法が明確になったのです。
このように、相手の行動の裏にある「背景」が見えると、
- 相手へのモヤモヤ
- うまくいかない自分へのイライラ
無理に戦うことなくスッとなるでしょう。

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相手の事情(背景)に気づくための3つのコツ

背景が見えればラクになるのは分かったけれど、
「なんでおそいの?」「どうしてなの?」
直接聞くのはやっぱり気が引ける……
そういう方もいるでしょう。
波風を立てずに、相手の背景に気づくための「3つの優しい方法」を紹介します。
「なにか事情があるのかな?」
あなたの頭の中の言葉を少しだけ変えてみましょう。
相手がすぐに動いてくれない時
✕ 「なんでやってくれないの?」と責める
〇 「もしかして、今すぐにできない『なにか事情』があるのかな?」と疑問を持ってみる
「もしかして」というフィルターを一枚挟むだけで、イライラはスッと落ち着き、冷静さを取り戻すことができます。

なんで!?はあかんよ
相手の様子を、少しだけ観察
相手の席の様子や働き方を、ほんの少しだけそっと観察してみてください。
「今日は朝からずっと電話に追われているな」
「いつもより表情が疲れている気がする」
そんな“いつもと違うサイン”に気づくでしょう。
私たちは、相手の表情や態度だけを見て、
「なんで返事が冷たいんだろう」
「なんか機嫌悪い?」
と受け取ってしまいますよね。

ちょっとやってしまう、、
その裏には、あなたが知らない“見えない忙しさ”が隠れていることが多いんです。
背景に気づけると、「自分に向けられた態度」ではなく「その人が置かれている状況」だと理解できるようになります。
それだけで、モヤモヤは驚くほど軽くなります。
まずは一度、相手の一日をそっとみてください。

朝と昼で違ったりするで
周りに、相手の状況をさりげなく聞く
観察してもよく分からない時はあります。
自分ひとりで抱え込まず、周りの同僚に聞いてみましょう。
自分:〇〇さん、最近お忙しそうですよね。何かあったのですか?
仲間:ああ、今別の大きなトラブル対応で忙しいみたいだよ
「他の人に聞くなんて、なんだか陰口を言っているみたいで気が引ける……」
そんな風に考えてしまう人もいるでしょう。

ちょっとできるかな、、
「自分のための小さな相談」という形で周りに聞いてみるのがおすすめ。
例えば、
「〇〇さんに確認したいことがあって来たのですが、今〇〇さんってどんな状況かご存知ですか?」
といった聞き方です。
これなら波風も立たず、ごく自然な会話の中であなたの知らない「背景」を教えてもらえます。
周りから客観的な事情(背景)を知ると、「私を軽く見ている?」「私の伝え方が悪かった?」という自己嫌悪のループを、パチッと断ち切れます。
無理にすぐ聞かなくても大丈夫。
まずは「なるほど、こんな聞き方なら私にもできそうだな」と心の中でシミュレーションしてみることから始めてみてくださいね。

さっと準備してみて
まとめ:相手の「背景」を想像して、ホッと心を落ち着けよう

職場で思い通りにいかない時、あなたの心が波立たず、スッと穏やかに落ち着けるように、最後にもう一度、今回の記事のポイントを振り返ってみましょう。
- 「なんでできないの?」の裏側には見えない事情がある
- 「なんで?」を「なにか事情があるのかな?」に変換する
- 相手の様子を、少しだけ観察してみる
- 周りの人に「小さな相談」として聞いてみる
今日からぜひ、相手の行動にモヤッとした時は、
✕ 無理に戦う(注意する)
〇 相手の背景を想像する
職場に向かう通勤電車の中で、「なんでやってくれないの?」「言えない私はダメだ」と気を揉むのをやめて、大きく深呼吸をひとつ。
あなたはいつも周りに気を配り、スケジュールを守って、本当に頑張っています。
どうか相手の「見えない事情」に想像を巡らせることで、イライラと自己嫌悪を手放し、ホッと心を落ち着けてくださいね。
それでも、まだ少し心が重たいあなたへ
相手の背景(エラー)に気づいて、少しだけ肩の荷は下りましたか?
でも、長年溜め込んでしまったモヤモヤは、一人ではなかなか消えきらないかもしれません。
そんな時は、無理に飲み込もうとせず、私の『心の避難所』にポンッと置いていってください。
まとまらない言葉のままで大丈夫です。いつでもお待ちしていますね。

それでは、また。
バイバイ。

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