毎日、一生懸命頑張っている。
でも、思っていた結果が出なくて、
「自分は周りに迷惑かけてないかな」
周りに気を遣って、自分を責めてばかり……。
実は、昔私はそうでした。
何とかしようと、この状況を乗り越えるための答え探しをして。
でも、見つからない。
その姿はまるで、川の流れが速い中で、必死に逆らって泳ごうとしているようでした。
抵抗すればするほど、溺れそうになって、余計にしんどくなるんですよね。
この記事では、水木しげる流「無理しない」生き方のヒントを4つの言葉を交えて紹介します。
読み終わる頃には、「ゲゲゲ」と思うくらい、自分のハードルを下げようとなるで。

どの言葉も今よく言われる言葉の逆やで
言葉1:苦しいときは、ただ眠るに限る

仕事で行き詰まったとき、真面目な人ほど、
「何がいけなかったんだろう」「どうすれば挽回できるだろう」
頭の中で必死に答え探しをしてしまうよね。
でも、ネガティブな感情に支配されているときに出る答えは、たいてい悪い方になるやろう。

たしかに
そんな時、水木しげるさんのこの言葉を思い出して。
「苦しいときは、ただ眠るに限る」
手塚治虫さんや石ノ森章太郎さんといった同世代の天才漫画家たちは、睡眠時間を極限まで削り、身を粉にして働いた。
その結果、成功したけど若くして亡くなっていくねん。
水木さんは、どんなに原稿の締め切りに追われても「睡眠」を最優先。
毎日10時間たっぷり眠って、93歳まで現役を貫いたわ。
苦しいときに一番やってはいけないのは、無理することやで。
「もっと頑張れよ」「ここを頑張らないでいつ頑張るねん」
と自分で自分を責めていたら、それは心と体が「限界ですよ」と出しているサインや。
ジタバタするのをやめて、まずは布団に入りましょう。
悩むのをやめて、物理的に寝る。
これこそが、自分を守り、また自分のペースで歩き続けるための最も効果的な方法やで。

もうここまで読んだら寝ていいで
言葉2:「努力は人を裏切ると心得よ」

「努力は人を裏切ると心得よ」
「えっ、努力って無駄になっちゃうの?」
「せっかく頑張っているのに、裏切られるなんて悲しすぎる……」
この言葉を見て、そんな風にドキッとした人いるやろう。
世間ではよく「努力は必ず報われる」と言われているのだから、戸惑って当然。
一生懸命やっているのに思っていたような結果が出ないとき、「努力は報われる」という言葉は、かえってあなたをつらくさせない?
「結果が出ないのは、私の努力が足りないからだ」
「このままだと、周りのお荷物になってしまう」
そんな風に、自分を責める苦しいループに入ってしまうよね。

いつまでも成功しないときつい
実は、水木さんのこの言葉には隠された「本当の優しさ」がある。
水木さんは戦争で左腕を失い、戦争後も40代半ばまで極貧生活を余儀なくされました。
どんなに必死に漫画を描いても、まったく売れない。
報われない年月を長く過ごしたのです。
だからこそ、「努力すれば必ず結果が出る」なんていう言葉が、時に人をどれほど苦しめるかを誰よりも知っているねん。
「努力は裏切るものだ(結果が出ないこともある)」
あらかじめ知っておけば、見返りを期待して過剰に肩に力が入ることはないやろう。
もし結果が出なかったときでも、
「まあ、そんなものか」「私がダメなわけじゃないんだ」
いい意味で諦めがつき、自分を責めずに済む。
あなたはもう、すでに十分すぎるほど努力しているよ。
結果というものはコントロールできない。
「報われないこともあるよな」という、ゲゲゲと驚くような低いハードルを設定してみてや。
それだけで、肩の荷がスッと下りていくから。

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言葉3:「しないではいられないことをやり続けなさい」

「もっと周りの役に立たなきゃ」
「もっと成長できるような、勉強しなきゃ」
そう考えて生活しているあなたはえらいで。
でも、つい世間の「正解」に自分を無理やり当てはめようとして、息苦しくなっているやろう。
「社会の物差し」に縛られて苦しいとき、水木さんのこの言葉が、あなたを救ってくれます。
しないではいられないことをやり続けなさい
これは「役に立つこと」や「誰かにほめられること」を目指すのではない。
誰にも貢献しない、一銭にもならなくても「つい手を出してしまう衝動」を大事にしなさい、というメッセージ。
私も以前、
「みんなが読んでいるから」「仕事の勉強になるから」
と、自分に合わない本を無理して読んでいた時期があったわ。
でも、合わないものを無理に詰め込んでも、結局頭には全然入ってこない。
もう忘れたもん。
でも、その「嫌なこと、無理なこと」をしてみたおかげで、ハッと気づけた。
「あぁ、私はただ、自分の好きな小説や漫画を没頭して読んでいる時間が一番好き」
「漫画からも色々仕事の勉強になることがあるわ」
自分が「しないではいられないこと」が何なのか、逆にはっきりと分かった瞬間やった。
あなたが時間を忘れてついやってしまうことは、何?
それは、誰かの役に立たなくても、立派なことでなくても気にしないでええ。
「ただ自分が無心になれる小さいこと」に時間を使ってみる。

それでいいの?
優しいあなたは「自分の好きなことばかり優先していいのかな?」と思うやろう。
大丈夫。
あなたが自分のやりたいことをやって、自然な笑顔で元気でいられたら、そのポジティブな空気は必ず周りの人にも伝わっていく。
結果的に、自分自身を満たすことが、巡り巡って周りの人をも幸せにするという形でプラスになって返ってくるよ。

好きなことやるのが一番成長するねん
言葉4:「人間、生きてるだけで大成功ですよ」

毎日一生懸命なあなたは、いつの間にか、仕事の「合格ライン」をものすごく高く設定してない?
その高いハードルを越えられない自分を、「お荷物かも」と責めて苦しくなってしまう。

なかなか超えれない
そんな風に息苦しくなったときは、水木しげるさんのこの究極の言葉をつぶやいてみてください。
「人間、生きてるだけで大成功ですよ」
水木さんは、過酷な戦争を経験しています。
激戦地に送られ、理不尽な理由で仲間が次々と命を落としていくのを目の当たりにしました。
ご自身も生死の境をさまよいながら、なんとか生きて日本へ帰ってきた。
そんな壮絶な体験をした水木さんの根底にあるのは、
「息をして、飯を食えている。それだけで人生の合格点はすでに超えている」
とはいえ、真面目なあなたは、こう思ってしまうやろ。
「いやいや、水木さんはそうかもしれないけど、私は、ただ生きてるだけじゃ許されないよ」
あなたはこれまで、毎日一生懸命に働いている。
あなたの中には、これまでの努力や、周囲と築いてきた信頼という「今までの貯金」がすでにたっぷり溜まっているんやで。
仕事で少し失敗したからって、その貯金がいきなりゼロにならないし、価値が下がることも決してないで。
「朝、目が覚めて、準備して、職場で働いている」
人生のハードルを地面スレスレのゼロセンチまで下げて、ただ生きている自分を「大成功だ」とほめてあげて。
それくらい自分を甘やかしていい資格があるんですよ。

あんたの貯金は日々たまっているから
まとめ:人生のハードルを下げるために、今日はゆっくり

最後に、今回あなたの肩の荷を下ろしてくれる「水木しげるさんの4つの言葉」をおさらいしましょう。
- 苦しいときは、ただ眠るに限る
- 努力は人を裏切ると心得よ
- しないではいられないことをやり続けなさい
- 人間、生きてるだけで大成功ですよ
毎日一生懸命で、周りの期待に応えようとつい頑張ってしまうあなたは、今日まで本当に「よくやってきたろう」と思うで。
これからは人生のハードルは、ゲゲゲと驚くくらい、思い切って地面スレスレまで下げていこう。
「朝起きて、今日も仕事した」
それだけで、あなたはすでに大成功、100点満点。
- 明日の仕事のこと
- うまくできなかったことの反省
- これから先の不安
そんなものはすべて、明日以降の自分にポイッと任せてしまっていいんやで。
だからまずは今日、温かいお布団でゆっくり眠りましょう。

体力を回復させると、余裕ができる
もっと肩の力を抜きたい、あなたへ。
「少しホッとしたけれど、やっぱりまだ明日が不安……」
そんな人がいるなら、どうか一人で無理しないでね。
私の休憩所では、「会話のハードル」をさらに下げて、ただ何でもない雑談タイムを行います。
「今日こんな嫌なことがあってさ」というただのぐちでも、話がまとまっていなくても全く問題ないで。
温かいお茶でも飲みながら、15分だけフラッと話しに来てみませんか?
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