「あの人、笑わせるのが上手だな…」
皆さんの周りに人を笑わせるのが上手な人がいませんか。
人を笑わせるって、生まれ持った才能だと思ってしまいますよね。

私には笑いの才能ないし
安心してください。
実は、誰でも人を笑わせることができる「型」があるんです。
今回の記事では、書籍「ウケる技術」を参考に、今日からすぐに実践できる「人を笑わせるテクニック」を厳選して5つ紹介します。
- オーバーに言う
- 自分のはずかしい部分を告白する
- 物事を都合よく解釈する
- 相手に次の行動を読ませておいて、裏切る
- 体を使って映像を再現
これらのテクニックは、特別な才能やセンスは一切必要ありません。
たとえ今、話すのが苦手だと感じていても、大丈夫。
この5つの方法を一つでも試すだけで、あなたの会話は劇的に変わります。
ぜひ、今日から「笑いの才能がない」という思い込みを捨ててください。
周りを笑顔にする『面白い自分』へ一歩踏み出しましょう!

ぜひ、最後まで読んでね。
ムックン@お笑い講師
▼今回の記事で参考にした書籍はこちら!
人を笑わせるための5つのテクニック

人を笑わせるためのテクニックは、次の通りです。
- オーバーに言う
- 自分のはずかしい部分を告白する
- 物事を都合よく解釈する
- 相手に次の行動を読ませておいて、裏切る
- 体を使って映像を再現
それでは、各方法のポイントを説明していきましょう。
方法①:オーバーに言う
普段の何気ない会話の内容を大げさにしましょう。

どういうこと?
会話では、以下のように使用します。
例)「これ美味しくない?」と言われた時の返答。
普通の回答:「美味しいね。」
大げさな回答:「めっちゃ美味しい!美味しすぎて危うく失神しかけた。」
「美味しいね」と返すことは間違いではないですが、これ以上会話が広がりません。
「危うく美味しすぎて失神しかけた。」と大げさに言うことで、
「それは、言い過ぎ」「そんなに美味しかったの」
と相手を少し笑顔にすることができます。
会話で笑わすのが苦手な方は大げさな表現を使用するのをおすすめします。

アンタッチャブルの山崎さんをイメージして。
▼笑いのテクニックの実践練習をやってみたい方は笑コミュ教室へ

方法②:自分のはずかしい部分を告白する
口に出すとはずかしい以下の内容を相手に伝えましょう。
- エピソード
- 感情

ええ~、なんで??
人は他人の自慢話や武勇伝を聞かされるのは退屈です。
しかし、自分の恥ずかしい部分を話すと、相手はあなたに対する警戒心を解きます。
会話では、以下のように使用します。
例)初対面の人と沈黙が生まれた時
普通の回答:「(何話そうかな)あの~・・」
はずかしい回答:「もう緊張で頭が真っ白。1つも言葉出ないんですよ。」
駄目な自分を見せるのは最初抵抗があるかもしれません。
でも「実は私も~」と相手が話してくれれば、心の距離がぐっと近づきます。
自分のはずかしい部分を話していきましょう。

暗く言わないで。さんまさんのように明るく。
方法③:物事を都合よく解釈する
何事もポジティブに捉える「おめでたい人」になりましょう。

ええ、おめでたい人?
ポジティブな言い方に変換することで、相手から「そんな風に言ってない」とツッコミを入れて貰え、会話が面白くなります。
会話では、以下のように使用します。
例)上司に注意された時
普通の回答:「こんなこともできないんですね。私って」
ポジティブな回答:「愛情の裏返しってやつですか?」
ポジティブな言い方をすると、自分も笑顔でいられるような気がしませんか?
相手から言われたネガティブな言葉を、どうポジティブな言い方にできるか、考えてみましょう。
物事を都合よく解釈して自分も周りも、楽しい気持ちにしてください。

ノンスタイルの井上さんとか得意ですね。
方法④:相手に次の行動を読ませておいて、裏切る
相手の「次、こう言うだろうな」という予想を、ほんの少しだけ裏切ってみましょう。

いや、どういうのが裏切り?
例えば、友達に「どこか美味しいハンバーガー屋さん知らない?」と聞かれたとします。
相手が期待しているのは、きっとお洒落で、ちょっと特別なハンバーガー屋さん。
そこで、あなたが真顔でこう答えたらどうでしょう。
「『マクドナルド』って知ってる?」
相手はきっと「いや、知ってるよ。そうじゃない」と思わず言いたくなるでしょう。
この、「え、まさかその答えが来るなんて!」という“予想とのズレ”が、クスッとした笑いや、場の空気が和むきっかけになります。
大爆笑を狙う必要はありません。
相手の予想をちょっとだけ外して、「え?」と思わせる。これができたらオッケー。
それだけで、いつもの会話より面白くなります。
まずは「もし普通の答えと違うことを言うなら?」と、頭の中で考えてみることから始めてみましょう。

ナイツさんのボケは裏切りです。
方法⑤:体を使って映像を再現
メラビアンの法則では、話を聞いた人が、話し手のどこを重視するかという割合で
- 内容などの言語情報が7%
- 口調や話の早さなどの聴覚情報が38%
- 見た目などの視覚情報が55%
言葉の内容が聞き手の印象に残るのはわずかで、ほとんどが言葉以外からです。
会話は話す内容よりも、見た目が重要になってきます。
そのため、相手により面白く伝えるためにはジェスチャーが必要です。
会話では、以下のように使用します。
例)怒っている人を表現する時
言葉のみ:めっちゃ怒っている上司がこっちに来る
ジェスチャー追加:めっちゃ怒っている上司がこっちに来る(両肩を揺らして歩く仕草)
ジェスチャーは、強調したいメッセージ「こっちに来る」のタイミングで使ってください。
言葉だけだと、話が一本調子になり、聞き手は話に飽きてしまいます。
話の内容だけでなく、ジェスチャーによる「見た目」の面白さを加えて笑いを取りましょう。

宮川大輔さんはすべらない話でよくやっているよ。
▼「今から笑いを学んで、周りから好かれる自分になりたい!」そう思ったら、まずはこちら。

まとめ:人を笑わせるテクニックを学んで、実践してみよう!

今回の記事では、笑いのテクニックを5個解説しました。
- オーバーに言う
- 自分のはずかしい部分を告白する
- 物事を都合よく解釈する
- 相手に次の行動を読ませておいて、裏切る
- 体を使って映像を再現
今回紹介した記事の内容以外も知りたい人は、ぜひ書籍を購入してください。
テクニックが40個紹介されており、内容的に過不足のない「骨太の1冊」です。
今回紹介した人を笑わせるテクニックを見て、
「知ったからもう大丈夫」「もうやり方はわかった」
と思われた方もいるかもしれません。
頭でわかっていても、人前でやらないと意味がありません。
実際にくりかえし使ってみることで、初めてお笑いのスキルが上がってきます。
人によって得意な方法や成功パターンが異なるため、試行錯誤しながら自分なりの笑いにたどり着きましょう。
それでは、また。
バイバイ。

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