友人や会社の人と会話する中で、
「他の人と比べて自分はつまらないな」「もっと面白い人になりたい」
と思ったことありませんか?
実は面白い人なるにはコツがあります。
今回の記事では、書籍「くすぶり中年の逆襲」から、M-1王者の錦鯉が面白くなるために実践した方法を解説していきます。
- 人のモノマネから入る
- 気づく
- 大きくリアクションをとる
- 見た目を意識する
書籍では、錦鯉がブレイクするまでのエピソードがたくさん紹介されています。
■錦鯉とは
2020年:長谷川さん49歳、渡辺さん42歳でM-1グランプリ決勝に初めて出場
2021年:M-1グランプリ優勝(長谷川さんは史上初の50代優勝)
錦鯉は若い頃から活躍した訳ではなく、お笑いの仕事で全く結果を出せませんでした。
沢山失敗したからこそ、どの方法を取り入れたらいいのか理解しています。

つまり面白くなる一番の方法を知っている。
自分を面白くないと思っている人は、今回の記事を学ぶことで、着実に面白くなっていきます。
そして、ある程度自信がある人も、今までのやり方を確認する機会になるので、書籍から学べる点はあるでしょう。
ムックン@お笑い講師
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面白い人になるための方法 4選

面白い人になるための具体的な方法は以下の4つです。
- 人のモノマネから入る
- 気づく
- 大きくリアクションをとる
- 見た目を意識する

喋るのうまくなりたい人はどれもやって
方法①:人のモノマネから入る
長谷川氏は若手の頃のタカアンドトシさんについて、以下の発言しています。
北海道時代にタカトシとよく遊びに行ったんだけど、ドライブする時でも、タカは録音したダウンタウンさんの漫才を、カーステレオでずっと聞いていた。
擦り切れるまでテープを聞いて、お二人の会話のリズムやテンポだけでなく、ふって、ボケて、ツッコむ漫才の基本を、耳から体にしみ込ませたんだね。
参照「くすぶり中年の逆襲」P.88
「すぐに面白くなるなんて、無理」
そう感じている皆さんに、最も手軽で、いますぐ試せる方法を紹介します。
一番手っ取り早く面白くなる方法として、それは、「面白い人のモノマネから入る」。
モノマネと聞くと「え、似ていないとダメでしょう?」と思いますよね。
大切なのは完璧に真似することではありません。
面白い人がなぜ人を笑わせられるのか、その「笑いの基本」に気づくことが目的なんです。

どうしたらわかるの?
注目すべきポイントはたったの3つ。
- 動き、立ち振る舞い:話す時の手振りや、体の使い方
- 言い方、イントネーション:抑揚のつけ方や声のトーン
- 話すスピード:間の取り方や、ゆっくり話す・早く話すタイミング
少しでも「面白そう」と思ったら、思い切ってやってみてください。
「ノブさんのツッコミみたいだね」と言われるくらい真似したら、あなたはすでに面白い人になっているでしょう。

私はフット後藤さんのツッコミを練習したで。
方法②:気づく
長谷川氏は面白くなる上で大事なことについて、以下の発言しています。
まず最初は「気づく」ことで、今度はそれを基に自分のスタイルを「築く」ことなんだろうね。
参照「くすぶり中年の逆襲」P.92
本を読んだりお笑いの動画を観たりして勉強しているはずなのに、成果が出ないことがあるでしょう。
それは、学んだという事実に満足しているだけなのかもしれません。
ただ勉強しただけでは自分を変えることができないのです。

じゃあ、なにをしたらいいの?
面白くなるためには、勉強して気づくことが大切です。
気づくことで、はじめて理解にいたるので、自分を変えられるわけです。
学んでいるときに感覚で良いので以下のことを自分なりに考えてみましょう。
- 何が一番大事なのか
- 自分ができる、できないこと
- もっとどうすれば面白くなるのか
気づくことで、自分の個性やできる人の特徴を知るきっかけとなります。
「なんだ、面白い人は実はすごく、話がコンパクトじゃないか・・・」ということがわかったら、もう上達している証拠です。
気づきを自分の生活に取り入れて面白い人になりましょう。

芸人さんのエピソードトークの書き起こしはおすすめ。
方法③:大きくリアクションをとる
渡辺氏はテレビに出る上で気をつけていることについて、以下の発言しています。
基本的には相手の話をよく聞いて、大きなリアクションをとることなんだ。
参照「くすぶり中年の逆襲」P.25
皆さんは、「相手の話をよく聞いて、リアクションとっている!」と自信持って言えますか?
面白い人は、「相手の話の聞き方が大事。」と知っています。
大きなリアクションで聞き続けた方が、場が盛り上がるからです。

多くの人は話しを聞くより、聞いてもらう方が好きやで。
例えば、明石家さんまさんは話すイメージが強いですが、話を聞くのがとても上手です。
明石家さんまさんの聞き方で参考にしたいポイントは以下の通り。
- 相づちの種類が豊富
- 大きなリアクション
- あらゆる角度から質問する
明石家さんまさんは常に相手が楽しく会話できる空気をつくることに意識しているでしょう。
話の聞き方次第で「美味しいもの」や「お金を貰う」のと同じくらいの満足感を話し手に与えることができます。
自分が話を聞く時の「態度」「表情」「相づち」色んなものを見直してみてください。
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方法④:見た目を意識する
長谷川氏は衣装(見た目)について、以下の発言しています。
やっぱりスーツはいいね。
ネタの中身は変わっていないのに、スーツで出て行っただけで「よくなった」と言われたこともあるし。
見る人の気持ちも変わるのかな。
参照「くすぶり中年の逆襲」P.153
実は、見た目は面白さに関係あるんです。
錦鯉も、コンビ結成当初は普段着で漫才をしていましたが、スーツに変えると、同じネタでも笑いの量が劇的に増えたと言っています。
つまり、人との会話において「見た目」の与える影響は大きい。
奇抜な恰好や高級品を身につける必要はありません。
大切なのは、相手に「安心感」を与えること。

どういう身なりにしたらいいの?
以下の3つを意識するだけで、あなたの印象はガラリと変わります。
- 服装に清潔感: シワや汚れのない服を着る
- 髪型を整える: 寝癖やボサボサな髪は、少し整える
- 姿勢を正す: 猫背になっている人は背筋を伸ばす
見た目の清潔感は、そのまま「笑いやすい雰囲気」を作り出します。
面白くなるために、話し方や動きを変えるのも必要ですが、見た目も意識しましょう。

相手が話したいと思う服装ですか?

まとめ:面白くなりたいなら今すぐ実行しよう

今回の記事では、書籍「くすぶり中年の逆襲」をもとに、M-1王者の錦鯉が面白くなるために実践した方法を解説しました。
- 人のモノマネから入る
- 気づく
- 大きくリアクションをとる
- 見た目を意識する
なお、いずれも知っているだけでは面白くなれません。まずは、行動。
このブログでは繰り返し伝え続けていることですが、面白さは才能だけで決まりません。
テレビに出ている芸人は、ほとんど「自分は才能ある」と言わないでしょう。
世の中ではコミュニケーション能力に差が広がり続けています。
- 才能ないとわかっていても学び続ける人
- 才能ないとあきらめてしまっている人
錦鯉が証明したように、「あきらめないでやり続ける」ことができるのかが人生の分かれ道になります。
これからも参考になる情報を発信していきます。

引き続き一緒に学んで、行動しようや^^
それでは、また。
バイバイ。

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