「沈黙が怖い」「みんなに話せるような話題がない…」
会話の中で、この台詞を何度も心の中でつぶやいていませんか?
楽しい話ができないのは、あなたが「話ベタ」だからではないです。

え、どういうこと?
「楽しい話に必要なコツ」を、少し知らないだけ。
この記事では、百田尚樹氏の書籍『雑談力』の中から、あなたの雑談力をグッと変える「3つの秘訣」を紹介します。
もう「何も話したらいいのだろう」で悩むのは終わり。
今回の記事を読めば、会話はもっと自由で楽しいものだと、きっと気づけるでしょう。

雑談に対する苦手意識を減らしてや
面白い話とは、皆が話したくなる会話

「何か面白い話ない?」
飲み会などで、こう言われると困っちゃいますよね。

そんなの無理。
「そんな話ないよ」と感じる人は多いのではないでしょうか。
百田尚樹氏にとって、本当の「面白い話」というのは、以下のものです。
その場にいる人たちの間で次々にいろいろな話が広がるもの。
つまり、
NG例:が話し終えた後、みんなが「へぇ〜…」で終わってしまう一方通行な話
OK例:話の途中で「あ、それわかる!」「俺もこの前さ」みたいに、周りがどんどん会話に入りたくなる話
皆さんが目指すのは、完璧なオ-チ(爆笑)がある“お笑い話”の披露ではありません。
みんなが「これ、私も話したい!」と思えるような“会話のきっかけ”を、そっと場に投げてください。
これからは、「面白い話をしなきゃ」と気負わなくて大丈夫です。
皆さんが話すのは、みんなで会話を盛り上がるための最初のパス。
そう考えれば、少しだけ気持ちが楽になりませんか?

最近流行っている店の紹介でもええねん
▼今回の記事を読んで「もっと雑談うまくなりたい」と感じた方は、この書籍を読んでみて
「雑談力」を上げる3つの秘訣

相手が気持ちよく話す「聞き方」
「話が上手い人」と聞いて、どんな人を想像しますか?
スキルが高い人ほど、自分が話すよりも「相手の話を聴く」ことを何倍も大切にしています。

どうして?
なぜなら、人は自分に純粋な興味や関心を持ってくれる人が好きだから。
話が上手い人は、次の2つのシンプルな行動をしてます。
1.質問する
→相手の話をただ受け身で聞くのではなく、「どういうこと?」「なんでそう思った?」と、もっと知りたいという気持ちを質問にする
2.最後まで「黙って」聴く
→まず相手に全部気持ちよく話してもらうことを優先するために、話し終わるまで、黙って深くうなずきながら耳を傾ける
この「質問」と「沈黙」の2つを意識すれば、「この人、すごく私の話を真剣に聞いてくれる」と感じ、あなたへの信頼を深めてくれるでしょう。

黙ると質問、この2つだけ意識して
話を聞きたくなる「ツカミ」
自分の話をする時、つい本題から話し始めていませんか?
それってすごくもったいない。
小説もドラマも、最初の部分でこの続き見るかどうか判断しますよね。
会話もまったく同じで、最初の「ツカミ」で相手の心をつかめるか決まるんです。

どうしたらいいの・・
どんな「ツカミ」をしたらいいのでしょう。
相手が聞いた瞬間に「え、どういうこと?」「自分だったらどうかな?」って、思わず考えちゃうような一言です。
パターン1.さりげない「質問」から入る
例:人が話を聞くかどうかを、何秒で判断するか知ってますか?
パターン2.「常識をゆさぶる一言」から入る
例:実は、口ベたな人ほど会話上手になれるんですよ
ただ本題を話すんじゃなくて、最初にちょっとした「え?」を相手の心に作る。
これができると、相手の聞く姿勢はガラッと変わります。
ぜひ、次の会話でできるように準備してください。

相手にモヤモヤを作るようにして
▼雑談でどういう話をしたらいいのかわからない人は、一緒に練習しましょう

話を面白くする「仕組み」
「自分の話って、なんか盛り上がらない」そう感じている人はいませんか?
誰もが「面白い」と感じる話に変える方法があります。

そんな方法あるの?
それは、話の中に「昔話の教訓」みたいなものを、そっと加える。
皆さん、小さい頃『イソップ物語』って読みましたよね?
■アリとキリギリス
内容:楽しいことばかり優先していたキリギリスが、後で痛い目を見る
■ウサギと亀
内容:才能をあてにして油断したウサギが、コツコツ努力する亀に最後は負ける
「人間って、結局こうだよね」と、みんなが心のどこかで思っている“あるある”が、話を面白くするポイント。
自分の話をするとき、一度だけこう考えてみてください。
「この話から、みんなが学べることって何だろう?」
「教訓」が入っていると、聞いている人は、
「あー、それめっちゃわかる」「やっぱり、そうなる運命なんだよな〜」
他人事ではなく、自分事として共感してくれます。
例えば、ただの失敗談も、キリギリスのように、一度楽しさを優先した場面を話してから、大きな失敗を入れる。
教訓を加えると、あなたの話はグッと深みを増し、面白くなりますよ。

人生って、雨後晴れよね(理解して)
秘訣を実行すれば、会話は必ずうまくなる

この記事では、百田尚樹氏の書籍『雑談力』の中から、あなたの雑談力をグッと変える「3つの秘訣」を紹介しました。
大切なのは、これらは特別な才能じゃない、ということです。
会話は、スポーツや楽器と同じ。
コツコツ練習すれば、誰でも必ずうまくなります。
一人で実践するのが不安な方は、一度笑コミュのお試しレッスンを受講してみてください。

雑談の中で「うまく喋れた」や「楽しかった」経験を増やしていきましょう。

楽しむ気持ちを忘れないでや
それでは、また。
バイバイ。
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