皆さんの周りに人を笑わせるのが上手な人がいますよね。
そういう人には、多くの人が集まり、大勢いる中でも目立った存在になっています。
自分も人を笑わせたいが、
笑いの才能ないから
笑いをとることはハードル高いですよね。
今回の記事では、書籍「ウケる技術」を参考に、人を笑わせる方法をお伝えします。
今回の記事では、全40の方法の中から重要そうなものを厳選して解説します。
全部を実践できなくても、一部を実践することは誰にでもできます。
そして一部を実践するだけでも、皆さんは、長い目で見て数人、数十人単位で人を笑わせるように変わるでしょう。
今回の記事を読み、ぜひ人を笑わせるテクニックを学び取ってください。
ぜひ、最後まで読んでね。
ムックン@お笑い講師
人を笑わせるための3つの心構え
人を笑わせるための心構えを3つ紹介していきます。
- テンションを上げていく
- 粘り強くいく
- サービス精神
それでは、順番に説明していくよ。
心構え①:テンションを上げていく
書籍では、次のように書かれています。
初対面のケースでは、ウケるための前提として、この、テンションが上がっている状態が必要不可欠です。
「ウケる技術」P.34
第一印象はどの位の時間で決まるかご存知ですか?
人の第一印象は3秒で決まる、と言われています。
初対面の時に、声がぼそぼそと小さく、暗い表情だと、誰も好感を持ってくれません。
相手にこの人といると楽しい、面白いと思って欲しいなら、テンションを上げましょう!
書籍ではテンションを上げるためのコツとして以下の3点を挙げています。
- 声を大きくする
- リアクションを大きくする
- 表情を豊かにする
テンション上げないとできないよね。
一番簡単にできるのは声を大きくする。
人はテンションがあがったときは声が大きくなります。
つまり、声を大きくすればテンションが上がっていきます。
テンションを上げるのが苦手な人は、いつもより声を大きくしてことばを発してみましょう。
心構え②:粘り強くいく
書籍では、次のように書かれています。
アゲインストの状態にあって、チャーミングなふんばりを見せることができれば、相手へのアピールは非常に大きい。
ピンチはチャンスととらえて、実践に臨む余裕を持ちたいものです。
「ウケる技術」P.84
人を笑わせるには、必ずすべる(面白くない)状態を経験します。
笑かせた経験より、すべった方が多いです。
一回すべっても「もう私には人を笑わせる才能がない」と考えるのは、やめてください。
才能がないと思えば思うほど、緊張して、誰も笑えない雰囲気が生まれます。
人を笑わせし続けるのは、プロの芸人さんでさえ難しいこと。
面白さは本来、失敗を繰り返しながら少しずつ上達していくものです。
相手のリアクションに期待しないでやりましょう。
最初すべっていても、最終的に笑わせることができれば、あなたの評価は面白いになります。
心構え③:サービス精神
書籍では、次のように書かれています。
コミュニケーションはサービスである。
この前提に立つならば、会話の目的はあくまで相手を喜ばせること、気持ちよくさせることであり、笑いはその手段の一つでしかありません。
「ウケる技術」P.241
芸人さんがテレビでボケる、相手をツッコむ、それらすべてはサービス精神があるからこそ面白いんです。
「自分が面白いんだと証明したい」「自分が目立ちたい」と思って面白いことをしても、
あの人、自分のことしか考えてないな~。
周囲の人には自分のためにやっていることがわかってしまいます。
これから、人と会話する時のスタンスは、
間違い:「自分が面白ければいい」「相手に任せよう」
正しい:「楽しい時間を提供したい」「喜ばせよう」
サービス精神が旺盛であればこそ、一緒にいる人たちを楽しませることができます。
相手だけでなく、自分も楽しみながら面白い会話にしていきましょう。
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人を笑わせるための5つのテクニック
人を笑わせるためのテクニックは、次の通りです。
- オーバーに言う
- 自分のはずかしい部分を告白する
- 物事を都合よく解釈する
- 相手に次の行動を読ませておいて、逆を言う
- 体を使って映像を再現
それでは、各方法のポイントを説明していきましょう。
方法①:オーバーに言う
普段の何気ない会話の内容を大げさにすることにしましょう。
会話では、以下のように使用します。
例)「これ美味しくない?」と言われた返答。
普通の回答:「美味しいね。」
大げさな回答:「めっちゃ美味しい!美味しすぎて危うく失神しかけた。」
「美味しいね」と返すことは間違いではありませんが、これ以上会話が広がりません。
「危うく美味しすぎて失神しかけた。」と大げさに言うことで、
「それは、言い過ぎ」「そんなに美味しかったの」
と相手を少し笑顔にすることができます。
会話で笑わすのが苦手な方は大げさな表現を使用するのをおすすめします。
アンタッチャブルの山崎さんをイメージして。
方法②:自分のはずかしい部分を告白する
口に出すとはずかしい以下の内容を相手に伝えましょう。
- エピソード
- 感情
ええ~、なんで??
自慢話や武勇伝を聞かされるのは退屈ですが、自分の恥ずかしい部分を話すことで、相手はあなたに対する警戒心を解きます。
会話では、以下のように使用します。
例)初対面の人と沈黙が生まれた時
普通の回答:「(何話そうかな)あの~・・」
はずかしい回答:「もう緊張で頭が真っ白。1つも言葉出ないんですよ。」
駄目な自分を見せるのは最初抵抗があるかもしれません。
でも「実は私も~」と相手が話してくれれば、心の距離がぐっと近づきます。
自分のはずかしい部分を話していきましょう。
暗く言わないで。さんまさんのように明るく。
方法③:物事を都合よく解釈する
何事もポジティブに捉える「おめでたい人」になりましょう。
ポジティブな言い方に変換することで、相手から「そんな風に言ってない」とツッコミを入れて貰え、会話が面白くなります。
会話では、以下のように使用します。
例)上司に注意された時
普通の回答:「こんなこともできないんですね。私って」
ポジティブな回答:「愛情の裏返しってやつですか?」
ポジティブな言い方をすると、自分も笑顔でいられるような気がしませんか?
相手から言われたネガティブな言葉を、どうポジティブな言い方にできるか、考えてみましょう。
物事を都合よく解釈して自分も周りも、楽しい気持ちにしてください。
ノンスタイルの井上さんとか得意ですね。
方法④:相手に次の行動を読ませておいて、逆を言う
一般的な会話のセオリーとは違うことを言い、相手の意表をつきましょう。
相手の想定を裏切る発言ができると、それがギャップとなっておもしろさが生まれます。
会話では、以下のように使用します。
例)友達に美味しいハンバーガーの店を紹介する時
普通の回答:心斎橋にある「シェイクシャック」って知ってる?
裏切る回答:「マクドナルド」って知ってる?
人は話を聞いたり、映画を観るときなど、無意識にその先を想像してしまう性質があります。
その先に何が起こるのか分かってしまうと、面白くないと感じることが多いです。
この無意識の想像を逆手に取って、笑いに繋げましょう。
ナイツさんのボケは裏切りです。
方法⑤:体を使って映像を再現
メラビアンの法則では、話を聞いた人が、話し手のどこを重視するかという割合で
- 内容などの言語情報が7%
- 口調や話の早さなどの聴覚情報が38%
- 見た目などの視覚情報が55%
言葉の内容が聞き手の印象に残るのはわずかで、ほとんどが言葉以外からです。
会話は話す内容よりも、見た目が重要になってきます。
そのため、相手により面白く伝えるためにはジェスチャーが必要です。
会話では、以下のように使用します。
例)怒っている人を表現する時
言葉のみ:めっちゃ怒っている上司がこっちに来る
ジェスチャー追加:めっちゃ怒っている上司がこっちに来る(両肩を揺らして歩く仕草)
ジェスチャーは、強調したいメッセージ「こっちに来る」のタイミングで使ってください。
言葉だけだと、話が一本調子になり、聞き手は話に飽きてしまいます。
話の内容だけでなく、ジェスチャーによる「見た目」の面白さを加えて笑いを取りましょう。
宮川大輔さんはすべらない話でよくやっているよ。
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まとめ:人を笑わせるテクニックを学んで、実践してみよう!
今回の記事では、以下2点について解説しました。
今回紹介した記事の内容以外も知りたい人は、ぜひ書籍を購入してください。
テクニックが40個紹介されており、内容的に過不足のない「骨太の1冊」です。
今回紹介した人を笑わせるテクニックを見て、
「知ったからもう大丈夫」「もうやり方はわかった」
と思われた方もいるかもしれません。
頭でわかっていても、人前でやらないと意味がありません。
実際にくりかえし使ってみることで、初めてお笑いのスキルが上がってきます。
人によって得意な方法や成功パターンが異なるため、試行錯誤しながら自分なりの笑いにたどり着きましょう。
それでは、また。
バイバイ。
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