お客様先なら、まだいける。営業さんが喋ってくれる横で、技術的な話に集中していればいいから。
本当に困るのは、社内のエレベーターや休憩室での偶然の二人きり。
「あ、〇〇部署の人だ(顔は知ってる)」
ただ、名前はうろ覚えだし、共通の話題なんて1ミリも思いつかん。
本当は挨拶だけして、あとはサッとスマホをいじってやり過ごしたい。
ネットで雑談のコツを調べてみても、「明るく話そう」「質問沢山しよう」なんて、自分にはハードルが高いものばかり。

できたら苦労しない
「……これを本当にやるの?」と、余計に気が重くなったでしょう。
無理に会話を盛り上げる必要なんて、どこにもありません。
今回の記事では、気まずい空気をサッと乗り切る“頑張らない”雑談術をお伝えします。
これを読めば、明日から会社での「沈黙」が、もう怖くなくなるでしょう。

もっと楽にできることあるで
私の教室では、「明日から使える会話術」をお伝えしますが、最初に約束します。
「面白いボケ」や「ハイテンションなトーク」は教えません。 なぜなら、そんな高度な技術は、普通の社会生活には必要ないから。
むしろ、無理して芸人のマネをすることが、あなたの会話を「痛いもの」にしています。私が教えるのは、「頑張らなくても、気まずくならない」 そんな、心に優しいコミュニケーション術です。
「聞き上手になろう」は、難しい

こっそりスマホで「会話 続かない」と検索したことないですか?
そこには「大きく相槌を打とう」「質問力を磨いて相手に喋らせよう」といったテクニックがたくさん並んでいます。
それを真面目に受けてしまうと、「間違った努力」で自分を追い込むよ。
無理に「元気なキャラ」を演じてない?
気まずさを消そうとして、無理やりテンションを上げ、普段の自分とは違う「元気な人」を演じる。
これ、実は一番しんどいパターン。
- 「へぇ〜!そうなんですね!」と、慣れない大きなリアクション
- 何か質問しなきゃと焦って、必死に質問
これらをやった結果はどうでしょう。

クタクタになる
会話が終わった後、自分の座席に戻った瞬間にドッと疲れが押し寄せ、
「1人の方が楽やわ」「会話するのはしんど」
会話が楽しくないですよね。
あなたに「芸人トーク」はいらない
はっきり言います。
芸人のような「場を盛り上げる元気なトーク」は必要ありません。
相手も、そんなハイテンションな姿を求めてはいない。
無理に演じている違和感は相手にも伝わり、お互いに疲れる原因になってしまいます。
大切なのは、テクニックで自分を偽ることではありません。
「自分に合った、もっと静かで楽なコミュニケーション」があることに気づきましょう。

人それぞれの会話のやり方があるねん
話題探しの極意は「目の前のモノ」を実況する

雑談で一番困るのは「何を話せばいいかわからない」
まず言いたいのは、面白いエピソードや気の利いたジョークなんて、1ミリも必要ない。
コツは、「今、目に見えていること」をそのまま言葉にするだけ。
いわば「一人実況中継」やで。
明日からすぐに使える「3つのカード」を覚えておきましょう。

これは覚えておいてや
「持ち物」に触れる
相手が手に持っている、身につけているものは情報の宝庫です。
例1:休憩室でコーヒーを持っていたら
「それ、どこのですか?」「ブラック派ですか?ボクは砂糖入れないと飲めなくて(笑)」
例2:新しそうなスマホを持っていたら
「そのスマホ、使いやすそうですね」「カメラの画像とか、やっぱりきれいになりました?」
相手が選んだものに興味を持つだけで、自然と会話のきっかけが生まれます。

相手の持ち物はチェックやで
「状況」に触れる
今、その場所で起きている「状況」をそのまま口に出す。
例1:エレベーターで一緒になったら
「今から戻りですか?」「今日、なんだかバタバタしてますね」
例2:天気が悪かったら
「雨、強くなってきましたね。帰るまで止むといいんですけど」
これだけで、「相手を無視しているわけではない」という意思表示になる。
気まずさが一気に消えるでしょう。

状況+自分の感想が良いで
「共通の知り合い」を出す
もし、その人が自分と共通の人と知り合いであれば、その話題を出してみましょう。
「そういえば、〇〇(部署)の△△さんを知っています?」
「△△さんと最近会ってないんですよ。元気にしてましたか?」
※注意:ここで悪口は絶対にNG
✕ 「あの人、ちょっと面倒ですよね」
〇 「あの人、よく話をしてくれますよね」
大切なのは、「相手を尊重している」という姿勢を見せること。
「元気にしてましたか?」というポジティブで短い一言だけで、あなたの印象はグッと良くなり、相手との心の距離も自然と縮まりますよ。

ちょっとした前向きな言葉でしめてや
いつまでも曇り空の下にいる必要はありません。 「会話の悩み、晴れていけ!」
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沈黙は「敵」じゃない。「休憩時間」

「やばい、何か話さなきゃ」と心臓がバクバクしてない?
きっとそういう方は「沈黙=ダメなこと」だと思っているんでしょう。
でも、今日からはこう考えてみてください。
「お、ラッキー。休憩タイムだ」と思ってみる
もし会話がなく沈黙になっても、焦る必要なんて全くありません。
心の中で「お、ラッキー。今は休憩タイムだ」と、堂々と構えていていいんやで。

え、なんで?
あなたが「何か話さなきゃ」と無理に喋ると、相手も「何か返さなきゃ」と気疲れしてしまいます。
無理に繋ごうとする会話はしないでいい。
お互いにとって会話が「仕事」にならないようにしましょう。
「心地よい沈黙」を作れる人になる
コミュニケーション能力が高い人というのは、面白い話ができる人だけではありません。
「沈黙を怖がらず、相手に無理をさせない人」もなんです。

え、そうなの?
タモリさんとか、まさにそのタイプ。
相手が話したければ黙って聞き、そうでなければゆっくり待つ。
「沈黙は敵ではなく、お互いのための休憩時間」
割り切ると、エレベーターのあの気まずい空気は、「ただ同じ空間にいるだけの穏やかな時間」に。
無理に言葉を探すのをやめて、ふぅ〜っと深呼吸してみて。
それだけで、沈黙がずっと楽になるでしょう。

自分が落ち着けば相手も落ち着く
まとめ:もう雑談で無理はしない

今回の記事では、気まずい空気をサッと乗り切る“頑張らない”雑談術をお伝えしました。
雑談で、頑張って爆笑を取ることも、会話を途切れないように努力する必要はありません。
お互いに、気まずくない時間を過ごす。
ただそれだけで、100点満点。
今度、会社のエレベーターや休憩室で誰かと二人きりになったら、次の「3つのステップ」をひとつだけ試してみてください。
- まずは「お疲れ様です」と、自分からあいさつを
- 目に入ったもの(コーヒー、天気、状況)を、一言だけ口に出す
- 会話が止まったら、「休憩」と心の中でつぶやいて黙る
これだけで、あなたの雑談は驚くほど楽になるでしょう。

ぜひ、実践してみてや
「もっと具体的なコツを知りたい」「自分の場合はどうすればいい?」
さらに人間関係を「うまいことやる」コツを深掘りしてみたい方は、いつでも私に頼ってくださいね。

それでは、また。
バイバイ。
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