飲み会や異業種交流会で、「気の利いたことを言わなきゃ」「面白い話をしないと」と、一人焦っていませんか?
「うまく話せない」と悩む人ほど、話すことばかりに意識が向いています。

ええ、話すことが大事でしょう?
ただ、超一流のプロが本当にやっているのは、「自分が面白いことを話す」ことではありません 。
この記事では、渡部健さんの『超一流の会話力』から、プロの心構えとテクニックを紹介します。
今日から話すプレッシャーから自分を解放して、会話を楽しみましょう。

ちょっとしたことで会話は楽しくなるで
「話すこと」より大切な会話の心構え

「何も話せない」と焦る気持ち、少し手放してみませんか?
渡部健さんがTVに出る上での心構えは、以下を考えることだと書いてます。
「いまは、誰がどんな話をするべきか」「どうすればその流れにスムーズにつなげられるか」
これはつまり、「自分が面白いことを言う」よりも、「この会話をどう面白くするのか」を理解することが大切、と言いたいのです 。
会話に参加できていないと感じるとき、つい「わかる話が来るまで待っている」状態になってませんか?
まずは周りの人が「どんなことに興味を持っているのか」「どんな会話が楽しいと感じるのか」というのを、そっと観察してみてください 。
そして、「こういう情報は皆求めているな」を察知して、そっと会話に組み込みましょう 。
これができれば、あなたは「ただ話すのが上手な人」ではなく、「周りを見れる、信頼できる人」として、一目置いてもらえます。
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会話が楽になる5つのテクニック

ここから紹介するスキルはすこし練習が必要ですが、ほんの少しの意識の積み重ねで「話すのが楽になる」と思えます。
超一流芸能人が実践しているポイントを5つ紹介します。
仕事やプライベートの中で練習してみましょう。
相手に会話の花を持たせる
会話中に「あ、それ知ってるわ」という表情が、つい出てしまっていませんか?

無意識だからわからない
タモリさんは、決してそんな表情を見せません。
今はじめて聞いたような表情で話を聞きます。
意識して欲しいことは、知っているかどうかはいったん脇に置いて、相手に気持ちよく話してもらう。
具体的な行動は、以下の通りです。
1.相手を尊重する
- 相手の話をさえぎらず、最後まで笑顔で楽しく
- 「この人は何を伝えたいんだろう?」と、話の内容に純粋に興味を持つ
2.心の中のジャッジを止める
- 「それは違う」「正解か不正解か」といったジャッジは一切しない
- 心の中に出てきた感情はひとまず心の隅に置く
自分の表情と態度は相手に伝わります。
これを意識することで、相手はあなたに色々話したくなるでしょう。

目は口ほどに物を言うやから、目は気をつけて
「人」そのものに興味を持つ
人それぞれ、興味があることとないことが違いますよね。
難しい経済の話をされたら、どう思いますか?

早く話終わって欲しいかも
その気持ちわかります。
ただ、聞き手が会話中に何も言わないと、話し手はそれが気になってきます。
では、どうしたらいいのか。
会話の達人は「話」ではなく「人」を聞く。
マツコ・デラックスさんがすごいのは、まさにこの点。
話している内容が自分の「不得意な分野」のとき、マツコさんは内容ではなく、「話している人物」に質問を向けます。
「私は、あなたのことを知りたいです」というスタンスで会話を進めていくのです。
相手がどんな人かを知るために以下の質問を試してみましょう。
- 「へぇ!なんでそれに興味を持ったんですか?」
- 「それをやっている時って、どんな感情になるんですか?」
これらの質問は、相手の「好き」や「情熱」といった感情を引き出す質問です。
質問は、話の内容だけにするものではありません。
相手を理解するための、大事な情報収集だと思って、会話に一つだけ組み込んでみましょう。

相手の内面に注目してや
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相手の話をリードする「相づち」
誰でも一度はこんな経験ないですか?
やらないといけない仕事が沢山ある中で話かけられて、その話がなかなか本題にいかず、「早く話を済ませてほしい」と思ったことが。
でも、「ごめんなさい。ちょっと今時間がないのでもう少し早く話してもらっていいですか?」と正直に伝えるのも難しいですよね。

絶対無理
明石家さんまさんは、短い「相づち」で相手の会話のリズムをリードしてました。
「ほんでほんで?」「それからそれから?」
こういった、興味がこもった短い相づちやしぐさです。
ほんのひと言やリアクションですが、相手には気づかれず、自然に話を促すことができます。
「うんうん」「それでそれで?」と言って、相手の話を自分のペースに変えてみましょう。

やりすぎたらあかんよ
一呼吸置く「笑い」
楽しい会話の最中に、突然自分に「どう思う?」という質問が。
頭の中で「え、何を言おう?」と何も言えずに黙り込み、場の空気を止めてしまったことある人は多いでしょう。

やってしまいます
そんな時は、くりぃむしちゅー上田さんのように、まず「大きく笑う」を試して。
笑いは盛り上げになるため、場の空気を壊すことはありません。
この「笑っている時間」があれば、頭と心を整理し、次に何を話すか考えるための大切な間になるんです。
まずは状況を焦らず楽しんで、それから自分の意見を伝えてみましょう。

最初は無理にでも笑ったらええで
▼会話の悩みを抱えている人はまずは、一人で抱えこむのやめませんか

場に合わせた「トークの押し引き」
会話中、周りのみんなが楽しそうに話しているときは、自分は少し控えめにするのが鉄則。
大勢が同時に「俺はさあ!」と話し出すと、会話がごちゃごちゃになってしまいますよね。
だから、自分はとにかく静かになるまで待ちましょう。
でも、ずっと黙っているだけではもったいないです。

え、なんで?
会話が落ち着き始めてスーッと静かになってきたタイミング。
ここが、あなたの出番です。
この時、「自分が話していいのかな?」とためらうのはやめましょう。
あなたが話さないと、そこで楽しい会話が終わってしまうからです。
東野幸治さんは、まさにこれを実践しています。
みんなが黙ると自分が話し、みんなが喋るとよく笑う。
静かになったタイミングで「みんなが話しやすい話題」をそっと提供してみてください。
あなたのその一言をきっかけに、またみんなが話し始め、楽しい会話が再スタートしますよ。
話すプレッシャーから卒業しよう

この記事では、渡部健さんの『超一流の会話力』から、会話のプロの心構えとテクニックを紹介しました。
超一流の会話術は、
✕ 「何を話そう」
〇 「どう会話を進めていくか」「周りが話しやすくなるか」
この考え方をできれば、あなたは会話のプレッシャーが減ります。
紹介したコツを実践すれば、周りと楽しい会話ができるようになるでしょう。
このプロのテクニックを「どう練習したらいいの?」と感じた方は、そのモヤモヤをスッキリさせる「15分無料相談」があります。まずはこちらへ↓

それでは、また。
バイバイ。
 
       
       
       
       
  
  
  
  
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