「人見知りだから、友達ができない」「どう声をかけたらいいのかわからない」
社会人になって友達作りに悩んでいる人もいるでしょう。
実は、友達作りがうまくいかないのは、あなたの会話の技術が足りないせいだけではありません。

え、どういうこと?
その悩みの根本には、
- 嫌われたくない
- 本当の自分を出したら、受け入れてもらえない
こういう心のブレーキが隠れているからです。
この記事では、加藤諦三さんの書籍『感情を出した方が好かれる』を参考に、本当の自分を出す方法を紹介します。
最後まで読めば、あなたの人間関係がらくになるでしょう。

もっと自分を出していこう
友達作りの最大の敵は「自己防衛」

「嫌われたくない」「傷つきたくない」その気持ち、痛いほどわかります。
そう思うあまり、あなたはつい本当の自分を隠していませんか?
その行動こそが、友達作りの最大の敵である「自己防衛」。
この「自己防衛」が、あなたの人間関係を遠ざけてしまうんです。

え、そうなの?
本当の自分を隠し続けると、大きく2つのデメリットがあります。
①いつまでも心が休まらない
「嫌われたらどうしよう」という不安や緊張を、あなたは常に抱えていませんか?
その不安から解放されたいと思うあまり、無意識のうちに周りの人を遠ざけてしまいます。
そして、人と接するたびにエネルギーを使い果たし、「もう一人でいいかな」と感じるのです。
②自分のことが誰にも伝わらない
自分の本音を言わず、周りに合わせた行動ばかりしていると
「この人は何が好きなんだ?」「本当はどんな人?」
周りはあなたがどういう人か理解できないです。
自分の個性(性格、特徴)を伝えないと、いつまで経っても心の距離が縮まりません。

あなたの個性を相手は理解してる?
このままでは、「本当に親しい友人」がどんどん遠ざかってしまいます。
自分をラクにするためにも、今日から少しずつ、自己防衛をやめる練習を始めていきましょう。
▼自分の本音を言わないデメリットについて、もっと知っておきたい方はチェック
本当の自分を出す3つのコツ

本当の自分を隠すデメリットを理解してもらいました。
では、本当の自分を出すにはどうしたらいいのでしょうか?
その方法が以下の3つです。
- あなたの弱点は、誰も気にしていない
- 「逆のこと」をやってみよう
- 失敗を認めるから、自信がつく
あなたの弱点は、誰も気にしていない
「せっかちな自分を知ったら嫌われるんじゃないか」「自分の喋りは面白くない」
自分の弱点を隠そうとしていませんか?
実は、自分自身が思っているほど、他人は弱点を気にしてません。

え、本当か?
そもそも、人は相手のことをそこまでじっくり見ていないんですよ。
友人の欠点を一つ一つ完璧に覚えている人を見たことあります?
あるときに自分の欠点を見られて、びっくりされても、時間が経てば相手は慣れてきます。
だから、「本当の自分は出せない」なんて、最初から決めつけないでください。

欠点と思ったら、長所かもしれんで
「逆のこと」をやってみよう
これまでと同じ人生を歩んでいきたいと思う方はいますか?
- 違う自分になりたい
- もっといろんな人と出会いたい、仲良くなりたい
そう願うなら、これまでとは違う行動をする必要があります 。

何をするの?
具体的には、「逆のこと」をやってみましょう 。
例1)飲み会
いつも会社の飲み会を断る人なら、一度だけ参加してみる
例2)友達との遊び
いつも友達に誘ってもらってばかりの人は、自分から誘ってみる
いつもと逆の行動をするのは、怖いし面倒に感じますよね。
しかし、そうすることで、いつもと違う結果が必ず生まれます。
「いつもの自分だったらどっちかな?」を考えてから、反対の選択肢を選んでみましょう。

朝起きてからすぐの行動変えたら?
失敗を認めるから、自信がつく
自分の言葉で誰かを嫌な気持ちにさせてしまう。それは確かに、とてもつらい。
でも、その「失敗」は、決して無駄ではありません。

そうかな?
例えるなら、それは過去問を解いた後の「答え合わせ」。
「あの時、もっと言葉を丁寧にすればよかったな」「あの言い方は、あまり良くなかったな」
反省することで、次にどうすればいいかが見えてきます。
失敗を恐れて何も行動しないままだと、答え合わせをしない過去問のように、「こんな時、どうすればいいんだろう?」と、ずっと悩み続けます。
人間関係での失敗は、テストの問題を間違えるより心が痛むし、立ち直るまでに時間もかかる。
でも、その一つ一つが、自分だけの貴重な財産となり、今後の会話に大きな自信を与えてくれます。
だから、まずは一歩踏み出しましょう。
少しだけ勇気を出して、今まで「これはやっても大丈夫か?」と思ったことをやってください。

ずっと正解は誰もできひん
▼コミュニケーションの失敗を練習するなら笑コミュ教室で一緒にしましょう

まとめ:本当の自分で友達を作っていく

この記事では、加藤諦三さんの書籍『感情を出した方が好かれる』を参考に、本当の自分を出す方法を紹介しました。
自分を隠している限り、心からリラックスできず、相手との心の距離もいつまで経っても縮まりません。
しかし、今回紹介したコツ
- 「あなたの弱点は誰も気にしていない」という考え方
- 「逆のことをやってみる」を実践
- 失敗を認める
これらを実践すれば、あなたも相手も、お互いが心地よい関係を築くことができます。
本当の自分を出すことに、抵抗を感じる方は多いでしょう。
「一人ではなく、仲間と一緒に練習したい」「心を許せる場所で、会話の練習をしてみたい」
と感じたなら、ぜひ一度、私たちの「笑コミュ教室」へ来てみませんか?

まずは小さな一歩から、一緒に始めていきましょう。

今日からできるやつやろう
それでは、また。
バイバイ。
 
       
       
       
       
  
  
  
  

コメント