以下の悩みを抱えている方はいませんか?
- 人前で話す時に、緊張でうまく話せない
- 何を話していいかわからず、沈黙が続く
私もその一人です・・
今回は、藤井青銅氏の書籍「トークの教室」よりトーク力を向上するための以下の内容を説明します。
トーク力を磨くことで、
- コミュニケーションが楽しくなる
- 仕事やプライベートで、より良い人間関係を築ける
- 自分に自信を持てる
これらのことができます。
「自分は話すの苦手だ」と言う人は、ぜひ今回の記事を最後まで読んでください!
一緒に喋りをうまくなろう!
ムックン@お笑い講師
うまく話せない人の呪縛
うまく話せない人は以下の考え方があります。
- スラスラ喋らないといけない
- 話の最後にオチがいる
- 特別な出来事を話す必要がある
自分に当てはまってないか確認して。
スラスラ喋らないといけない
藤井氏は、流ちょうに喋らなくてもいいと答えています。
その理由について、以下の説明しています。
多少噛んだからといって、全部が台無しになるわけではありません。
言葉を間違えたら、言い直せばいい。
そういったことを全部含めての、トークなのですから。
引用元:書籍「トークの教室」P.55
話すのが苦手な方は、途中で噛んでしまったり、間が空いてしまうと、
「自分はだめだ」「もっとスラスラ喋らないと」
というプレッシャーを自分で自分に与えて、余計に話せなくなります。
まさにそうです。
うまく話せないことを、気にする必要はありません。
お笑いの賞レースに参加しているわけではないですから。
スラスラ喋ることができなくても、相手に自分の話の中身は伝わっています。
「相手はわかってくれる」という意識を持って話してみてください。
きっと、今より自信を持って話せるようになるでしょう。
相手を信頼して話してや!
話の最後にオチがいる
藤井氏は、オチがないと悩んでいるタレントさんに以下の言葉をかけました。
トークは、途中の話が面白ければオチはなくてもいい。
もちろん、あってもいいけど。
引用元:書籍「トークの教室」P.26
そもそもオチとは、話の最後を締める、笑いや驚きなどの要素を含む部分を指します。
オチがあると印象に残ります。
しかし、オチにこだわってしまうと、話せなくなりませんか。
オチがないとダメじゃないの。
オチは話の重要な要素の一つですが、日常会話で必ずしも必要ではありません。
オチがないトークだとしても、周りは楽しめます。
大切なのは、相手に分かりやすく伝えること。
オチにとらわれず、自由に話してみてください。
友達にオチとか求めないやろう?
特別な出来事を話す必要がある
藤井氏は、話すことがないと悩む原因について以下の説明しています。
普通の人の日常では、そうそうビックリするような出来事はない。
エピソードという言葉を「ドラマチックな出来事」ととらえてしまうと、「自分にはそんなものない」となります。
ない、そんなもの、みんなないのです。
引用元:書籍「トークの教室」P.25
特別な経験をしている人はほんの一握りです。
多くの人は、びっくりするような話があるわけではありません。
「特別な経験がないとダメ」という考えは捨てましょう。
何を話したらいいの?
聞き手は、あなただけの視点や経験に基づいた感想を求めています。
人は自分と異なる考えに興味を持つものです。
日々の出来事から感じたことを、話してみましょう。
芸人さんの話も日常の切り取りやで!
▼この記事に興味を持った人に読んでほしい書籍がこちら!
うまいトークのコツ
エピソードトークがうまい芸人は以下の内容を実践しています。
- つかみを入れる
- 巻き込まれ型
- 臨場感
- 短い言葉
学んだら、即実践してや!
つかみを入れる
つかみについて、藤井氏は以下の説明しています。
トークの導入として、聞いている方が「え?」とか「そうなの?」と思ってくれれば、それが「つかみ」になります。
引用元:書籍「トークの教室」P.64
楽しいことや嬉しいことがあると、その話を誰かに聞いてほしくなります。
そうするとどうしても、「ちょっと聞いてよ!昨日の電車乗ったら・・」と話し始めるケースが出てきます。
聞き手にしたら、「いきなり、いったい何の話?」 と言いたくなるでしょう。
やってしまっている・・
エピソードを話す前につかみを入れて展開してください。
- お店で店員さんに話しかけられるの苦手でして・・・
- 今って、中学校にスマートフォンを持って来ているじゃないですか・・
「あるある」のつかみで始めると、話し手と聞き手との接点が生まれて、相手は話を聞こうとなります。
聞き手に「え?」「なになに?」と興味を持ってもらうことから始めましょう。
千原ジュニアさんもやっているで!
巻き込まれ型
藤井氏が思う理想のトークについて、以下の説明しています。
自分では「私はごく普通の人間で、いつもおとなしく生活しようとしてる」・・・のだけれど、なぜか「友人や周囲に巻き込まれて、めんどくさい状況になってしまう」…というのが理想。
引用元:書籍「トークの教室」P.66
自分のミスでちょっとしたトラブルになった話をしても、「まぁ、しょうがないよね」とあっさり流されてしまう。
他人に巻き込まれた話をすると、「大変だったね!」「かわいそう」とよく聞いてくれます。
自分がトラブルの当事者かどうかで捉えられ方が大きく変わります。
自分のせいではないのに、面倒なことになった話をしてみてください。
それはどんな話?
例えば、以下のような話になります。
- 自分は何もしていないのに、隣の席の同級生が授業中ふざけたせいで先生に叱られた。
- 自分は先輩の言う通りにして提案書を作ったら、上司から「全然できていない」と注意された。
ポイントは「何も悪いことをしてない自分」→「めんどくさい状況」の順で話す。
誰かの行動によって大変なことに巻き込まれた出来事を思い出してみましょう。
愚痴ではないから気をつけてや!
臨場感
藤井氏は、話す上で以下のことを意識しないといけないと説明しています。
聞いている人に一緒にその場にいるように感じてもらう必要があります。臨場感です。
引用元:書籍「トークの教室」P.68
テレビ番組『スベらない話』で出演される芸人は、聞き手が状況を理解できるように話しています。
何となく ストーリーを話したところで内容を理解してくれません。
聞き手が楽しめるように、臨場感を持って話してください。
臨場感を出せないよ・・
エピソードを話す上で、以下のことを伝えてください。
- そこはどんな場所なのか?→狭いor広い、明るいor暗い、何が見える
- どんな人がいるのか?→男性or女性、若いor年配、どんな見た目
- 何を感じたのか?→喜怒哀楽
細かい状況を伝えられることによって、相手からの反応が変わります。
ぜひ、日常会話で、臨場感が伝わる工夫をしましょう。
芸人の話をよく聞いてみて!
短い言葉
藤井氏は、ラジオパーソナリティが必要な能力について以下の説明しています。
短い言葉で、いかに的確に伝えるかということが大事。
引用元:書籍「トークの教室」P.187
会社でお客様や上司との会話で、「話が長いな~」と思ったことは何度もあるのではないでしょうか。
たとえ、内容が素晴らしいとしても長いと、非常に退屈と感じます。
言いたいことや結論がすぐに理解できるように、短い言葉で伝えてください。
どうしたら短くできるの?
短い話の作り方は具体的には次のとおりです。
- 一番伝えたい内容を決める
- 伝える内容は3個まで
- 「誰が+どうした」の文を作る
多くの人に自分の話を聞いてほしいなら、まずは話を短くするだけを押さえておけばいいのです。
日々の会話で、「どうやったら短く話せるか」を考えていきましょう。
相手が退屈に感じないようにしてや。
▼「自分からどんどん話せるようになりたい」という人に参考にしてほしい記事がこちら!
まとめ:トークを学んでコミュニケーションを楽しくしよう
今回は、藤井青銅氏の書籍「トークの教室」よりトーク力を向上するための以下の内容を説明しました。
トーク力が向上すれば、さまざまな人との会話は楽しくなります。
最短でトーク力を向上させたい人は、今回学んだことを早速実践してください。
今はまだ会話が苦手という人も、日々の会話で少しずつ練習することで、必ずトーク力は向上するでしょう。
自分の会話を向上させてや!
それでは、また。
バイバイ。
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