今まで、会社や学校の仲間を見て、
「もっと喋りが上手になるには何をすれば良いのだろう」
と考えたことはありませんか。
喋りが下手だと異性や大事なお客さんとの会話も盛り上がらないため、悲しい気持ちになります。
どうしたらいいの?
今回の記事では、島田紳助氏の著書「自己プロデュース力」を参考に、以下の3点を解説します。
- 上手い喋りとは
- 上手い喋りに必要なこと
- 上手い喋りになるための練習方法
この書籍は大阪のNSC(吉本さんのお笑いの学校)で、紳助氏が生徒さんのために行った講義を纏めたものです。
しかし、お笑い以外の人でも話が上手くなるための方法が学べます。
なかなか成果出ない人は、正しい方法を学ぶことで、今日から喋りが変えれます。
会話が得意な人も、今までの喋り方を確認する機会になるので、書籍から学べる点はあるでしょう。
私も喋りの向上目指して、コツコツ頑張ってるよ!
上手な喋りとは
喋り方の具体的な方法を解説する前に、上手な喋りとはどういうことなのか紹介します。
紳助氏はテレビ業界でトップであり続けるために、以下のことを意識されていました。
ボクサーは相手のあごを殴って脳を揺らしてお金を貰う。
僕たちは人の「心」を揺らしてお金を貰う。
相手の感情に変化を与えられなかったら、「しょーもな」と客は帰ってしまう。
客が何を求めてきているのかと言ったら、変化なんですから。
書籍「自己プロデュース力」 P.99
上手い喋りとは、相手の「心」に変化を与えること。
紳助氏のように、テレビ業界だから相手の感情に変化が必要なわけではありません。
会社の面接や営業、異性へのアプローチなどでも必要です。
例えば、会社の同期に雑な言い方で「手伝って」と言われて手伝いますか?
やりたくないな・・
お笑いに限らず、
- 自分の商品を提案する
- 異性にデートを誘う
- 仕事の手伝いを同期、後輩に依頼する
相手にお願いするとき、相手の「心」にプラスの変化を与えないと人は動いてくれません。
だからこそ、上手な喋り方を身につけましょう。
面白い話も相手の気持ちをプラスにしてるで。
上手な喋り方のコツ
上手い喋りのコツは以下の通りです。
- 雑学を披露する
- 映像が浮かぶように話す
- 1回の話は30秒以内にする
一つずつ説明していくで。
コツ①:雑学を披露する
紳助氏は雑学を披露するメリットを以下のように説明しています。
松茸を熱く語ってみてください。
「すげーなお前」「なんでそんなこと知ってんねん、お前」ってなりますから。
書籍「自己プロデュース力」 P.92
「すげーなお前」ってまさに相手の心が変化しています。
自分では知っていることを話しただけでも、相手にしたら面白いと感じます。
ぜひ、雑学を増やしていきましょう。
どうやって増やすの?
雑学を入手する方法は以下の通りです。
- 読書
- 色々なものに興味を持って、外に出る
- 色んな人と喋る
ネットやテレビで色んな情報を簡単に入手できる時代になりました。
簡単にできるということは、誰でも知れる情報ということです。
自分だけしか知らない情報を集めるためにも、色んなもの、人に出会いましょう。
少しずつ自分の知識の幅を拡げてや。
必要なこと②:映像が浮かぶように話す
紳助氏は上手な喋りの人の特徴を以下のように説明しています。
上手い喋り手が話しているのをみんなが「うん、うん」って聞いているでしょう。
あれは、耳で聞いているんじゃなくて、同じ映像を見ているんです。
書籍「自己プロデュース力」 P.94
つまり、映像が浮かぶような喋りができる人です。
この方法で喋ることができると、
- 話し方がスムーズになる
- 感情を込めて話せる
- 聞いている人は感情移入しやすい
自分も相手にもメリットがあります。
相手の頭に映像が浮かぶように話しましょう。
急にできないよ。
この喋りを身に着けるためには、感受性豊かになる。
理由は、感受性豊かな人は心で感じたことを言葉や動きなどで表現できるからです。
感受性豊かになる方法は例えば以下の通りです。
- 映画館に行って涙を流す
- お化け屋敷に行って、恐怖体験をする
- お笑いを観に行って、沢山笑う
自分の感受性を磨いて、自分の映像を相手に伝えましょう。
感受性が磨かれると、相手の気持ちも理解できるで。
必要なこと③:1回の話は30秒以内にする
紳助氏は話す時間について以下のように説明しています。
どんなにオモロい話でも、30秒を超えたらスベっているのと同じ。
人は30秒以上集中できませんから。
書籍「自己プロデュース力」P.78
それでは、最後まで話せないよ
30秒で最初から最後まで話をしてくださいと言っているわけではないです。
詳しく説明すると以下の喋り方になります。
- 自分が30秒話ししたら、一度相手に話を振る。
- 相手が話し終えたら、また先ほどの続きを話す。
- 1→2を繰り返す
YouTube動画の途中に入る広告はだいたい15~30秒ですが、イライラしませんか。
人の話を長い時間聞くというのは、それだけ集中力が必要となります。
自分の1回の話は30秒以内にしてください。
短く話す癖をつけてや。
上手い喋りになるための練習方法
上手い喋りになるための練習方法を説明します。
それは、道案内が上手くなる。
紳助氏は、テレビ番組「松紳」で以下のように説明しています。
道をね、上手く教えられる人は喋りがうまい。
道をね、どうやったらそこ行けんのって聞いたときに、例えば電話でもええ、ものすごいちゃんと言うやつおるでしょ。
なんでかって言ったら見えてるんですよ。
立体的に自分が「薬局を右に曲がってな、ちっちゃい薬局があんねん」って言いながら右に薬局が見えてるんですよね。
テレビ「松紳」
人に道を教える際には、
- 映像が浮かぶような話し方
- 情報を整理する
- 相手が理解していることは何かを把握
これらが出来ていないと伝わりません。
面白い話も同じで、いくら面白い出来事があっても相手に伝わらないと意味がないです。
紳助氏は喋りに関して長い経験と深い知識のある方なので、どういう人が上手いか考えて、この結果になったでしょう
道案内が上手くできるようになってください。
最寄りの駅から自宅までうまく説明できますか?
まとめ:「上手い喋り」を練習して、人を楽しませよう!
今回の記事では、以下3点について解説しました。
1.上手い喋りとは
→相手の「心」に変化を与えること
2.上手い喋りに必要なこと
→雑学を披露する
→映像が浮かぶように話す
→1回の話は30秒以内にする
3.上手い喋りになるための練習方法
→道案内が上手くなる
今回紹介した記事の内容をさらに深く知りたい人は、書籍を購入して読むことをおすすめします。
紳助氏がわかりやすく説明されており、一般人でも喋りについて学べる1冊です。
上手い喋りは、誰でも必要な能力と言えます。
このようなテレビ業界の頂点にいた人の方法を知っておくことは大切です。
上手い喋りができることで以下の目的が達成します。
👥「もっと営業成績をあげたい」
👥「もっと異性にモテたい」
試行錯誤しながら上手い喋りにたどり着きましょう。
今回の記事が自分の喋りについて考えるヒントにしてや!
それでは、また。
バイバイ。
▼普通の話を面白くしたい方はこちら!
▼自分の話がなぜか盛り上がらない方はこちら!
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