「もっとおもしろいことが言えたら」「もっと周囲を笑わせたい!」
そんなことを考えた経験ありませんか。
あるけど、才能がないし・・
おもしろさは、誰でも努力次第で習得できます。
今回の記事では、藤井健太郎氏の書籍「悪意とこだわりの演出術」より笑いの作り方を紹介します。
本書は、人気番組「水曜日のダウンタウン」のプロデューサー藤井氏が、視聴者を熱狂させるテレビ番組の作り方について解説したものです。
藤井氏の実体験に基づいた具体的な仕事術が紹介されているので、、テレビ番組制作に関わる人だけでなく、多くの人に役立つ内容となっています。
テレビや動画でお笑い芸人を見ると、「才能があってうらやましい」と感じるでしょう。
今はおもしろいことが考えられなくても、大丈夫。
今回の投稿で紹介する方法を実践すれば、きっとおもしろいことが思いつく自分になります。
おもしろい人を目指そう!
ムックン@お笑い講師
笑いの発想法 5選
おもしろい事を作り出す方法は以下の通りです。
- 自分の「好き」と「おもしろい」を突き詰める
- どうおもしろくするか
- インプットを増やす
- 沢山アイデアを出す
- みんなが知らないことを知る
詳しく説明していくで。
自分の「好き」と「おもしろい」を突き詰める
書籍で、藤井氏の後輩のエピソードを紹介しています。
器用なタイプでもないのに、以前は、好きでも得意でもないことばかりに手を出して、ダサい番組をいくつも作ってしまっていましたが、自分の一番好きな「旅」というテーマに立ち戻って『クレイジージャーニー』という、とても良い番組を作ることができました。
引用元:書籍「悪意とこだわりの演出術」P.21
おもしろいことをやる上で、大事なのは自分がそれを「好きなのか」「おもしろいと思うのか」ということ。
自分の好きな笑いをすると、幸せな気持ちになるだけでなく、アイディアも次々浮かびます。
自分がやっていて楽しくなることで、周りの人を笑顔にしてください。
自分の好きな笑いか・・
自分の「好き」と「おもしろい」を発見するポイントは、以下のとおりです。
- 日常生活での「好き」「おもしろい」をメモ
- 子どもの頃に好きだったことを思い出す
- 周囲の人から意見を聞く
日常生活で笑っている場面を思い出してください。
今まで気づかなかった自分の好きな笑いが理解できるようになります。
自分の「好き」と「おもしろい」を突き詰めることによって、思ってもみなかったおもしろいことが思いつくでしょう。
好きな芸人は誰ですか?
どうおもしろくするか
藤井氏は、自分の番組が「悪意がある」とか「攻めてる」と言われていることに対して、以下の説明しています。
当然、誰かを悪く言いたいわけじゃなく、目的はあくまで「笑い」や「面白さ」です。
面白くするための手段なだけであって、貶めたり悪く言うことが目的ではない。
引用元:書籍「悪意とこだわりの演出術」P.31
テレビ番組でおもしろい話をする芸人を見て、
「なんで芸人さんの周りにはあんなおもしろいことが起きるの?」
と一度は思ったことがありませんか。
彼らの周りで、常に特別な出来事があるのではありません。
何気ない日常の出来事を、自分でおもしろくしているのです。
芸人のように、日常を笑いに変えてください。
どうやって?
日々の生活をおもしろくするポイントは以下の通りです。
- 違和感を見つける
- 見る角度を変える
- どうなってほしいか考える
毎日の何気ない光景を
「どうおもしろくするか?」「どうなったらおもしろいか?」
と考えて見ると、おもしろいアイデアが浮かんできます。
通勤時間を有効活用して、自分の笑いのレベルを上げましょう。
おもしろいことを考える癖をつけてや!
インプットを増やす
藤井氏は、新しい企画を作り出せる理由について以下の説明しています。
必要になるのが過去のインプットです。
もちろん、そんなつもりで溜め込んでいたわけではありませんが、カルチャー全般に興味があったので、テレビはもちろん、音楽や本、映画・・・そういったインプットの量は多い方だと思います。
引用元:書籍「悪意とこだわりの演出術」P.33
今までやったことない仕事をする時に、すぐに取り掛かりますか?
周りの人に質問したり、書類を見て調べます。
それは「どうしたらいいのか」わからないからです。
お笑いも同じでインプットがないと、「何がおもしろい」のかわかりません。
おもしろいを作り出すために「インプットする」ことを心掛けてください。
どういうことしたらいいの?
お笑いのインプット方法は以下の通りです。
- 人気の映画や舞台、ドラマを観る
- 好きな芸人の動画を観る
- 色んな人の話を聞く
人気の映画や舞台、ドラマを観ることはオススメ!
ヒットした作品は大勢の人が「おもしろい!」と感じる要素があるからです。
その作品の強みを自分なりに分析し、気づいたことを自分のものにしていきましょう。
何も見てないと、何も思いつかんで。
▼「もっとおもしろいことを考えたい」という人に読んでほしい記事はこちら。
沢山アイデアを出す
書籍で、テレビ番組を作るために、どれだけアイデアを考えているか説明しています。
結構あると言っても、100あって1つがちょっと引っかかるくらい。
オンエアにたどり着くネタなんて1000分の1もありません。
引用元:書籍「悪意とこだわりの演出術」P.118
「周囲が爆笑するようなことを言いたい」「周りよりおもしろくなりたい」
そう思うあなたがやるべきことは「沢山アイデアを出す」です。
沢山考えるからこそ、人よりおもしろいことが見つかります。
どんなテーマでもよいので、ぜひ一度おもしろいアイデアを沢山考えてみてください!
そんな思いつかないよ・・
沢山のアイデアを出すコツは以下の通りです。
- おもしろさを気にしない
- 時間制限を決める
- ノートに書く
アイデアを出すことで、自分がおもしろいと感じることにいくつかの共通点が見えてきます。
その共通点から、「このおもしろさをどう相手に伝えよう?」と考えてください。
自分オリジナルの「笑い」で人を笑顔にするでしょう。
自分のことを知るのは大事やで。
みんなが知らないことを知る
書籍で、藤井氏がどういうモノがおもしろいか説明しています。
僕の基本は、「知らないモノは面白いモノ」です。
引用元:書籍「悪意とこだわりの演出術」P.53
知らない話を聞くと、「へぇー、そうなんだ!」とワクワクしませんか。
人間は知らない情報に触れることで、脳が活性化され、好奇心や楽しさを感じます。
相手にとって役立つ情報を提供することで、より盛り上がること間違いなし。
ぜひ、みんなが知らないことを話してください。
どういう話をするの?
盛り上がる「話のネタ」は以下の通りです。
- 相手の興味や関心に合わせた話題
- 今の流行り
- お得な情報(仕事の効率アップのコツやおすすめのお店)
みんなが知らない話題は、コミュニケーションを円滑にし、相手との距離を縮める武器になります。
ぜひ積極的にネタを集めていきましょう!
自慢げに話したらあかんで!
まとめ:プロの発想方法を真似して、おもしろさをアップさせよう!
今回の記事では、藤井健太郎氏の書籍「悪意とこだわりの演出術」より笑いの作り方を紹介しました。
本書では、藤井氏が自身の経験に基づいて、視聴者を熱狂させるテレビ番組の企画・演出について解説しています。
お笑いだけでなく、企画力やアイデア力を向上させたい方にもおすすめの一冊です。
今は、おもしろいことを考えても「とても思いつかない」という人もいるでしょう。
「お笑い」は、決して芸人等才能ある人たちだけにあるものではありません。
ちょっとしたコツを掴めば、誰でも周囲を笑顔にするようなユーモア溢れる人になれるのです。
今回紹介したプロの発想方法を真似して、おもしろさをアップさせてください。
おもしろいこと考える時間を増やしてや。
それでは、また。
バイバイ。
▼今回の記事を読んで興味を持った人に読んでほしい記事はこちら。
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