皆さんの周りには「面白い人」っていますか?
その人と一緒にいると、沢山笑わせてくれるため、思わずもっと話したいとなりますよね。
そんな面白い人が実践しているように、人を笑わすにはどうしたらいいのでしょうか。
ぜひ知りたい。
今回は、山田ナビスコ氏の書籍「東京芸人水脈史 東京吉本芸人との28年」からお笑いのテクニックについて5つ紹介します。
「面白い体験もないし、話がへただから無理」 だと思って、諦めている人もいるでしょう。
バラエティー番組を観察してみると、
- 笑顔が素敵
- リアクションが面白い
- 明るい性格
さまざまな方法で人を笑わせています。
今回の記事を最後まで読んで自分のできることを見つけてください。
一緒に面白くなっていこう!
ムックン@お笑い講師
笑いを生み出すテクニック 5選
人を笑わせる方法は以下の5つです。
- 自分の長所を生かす
- 自分の言葉で話す
- うまく負ける
- ポジティブな会話
- 一生懸命
一つずつ解説していくで。
自分の長所を生かす
書籍で、売れている芸人の特徴について、以下の説明しています。
ダウンタウン・松本さんは自分の芸は「発想」だと言っています。
売れている芸人には「リアクション」「しゃべくり」とそれぞれの芸があります。
参照「東京芸人水脈史 東京吉本芸人との28年」P.38
芸人は、自分のどこが面白いのか理解しています。
自分の得意が発揮できる場面で芸を披露し、笑いを取ります。
リアクションが苦手な人が、熱湯風呂などの罰ゲームをすると、本当につらいように見えて誰も笑えません。
自分の長所を生かしてください。
どうやったらわかるの?
自分の面白いところを知る方法は以下の通りです。
- 日常生活で人が笑った瞬間をメモ
- 子どもの頃にどの場面で友達が笑っていたか思い出す
- 周囲の人に聞く
自分のどこが面白いかは、友人や同僚等のほうがよく知っています。
ピンとこない意見が出てくることもありますが、一旦受け入れてください。
自分では気づいてないことがほとんどやで。
自分の言葉で話す
書籍で、大喜利が上手い芸人の特徴について、以下の説明しています。
自分に見合った言葉があると思うのです。
売れている芸人は自分が求められる言葉をチョイスするのが本当にうまいなぁ~と思います。
参照「東京芸人水脈史 東京吉本芸人との28年」P.51
芸人は自分の言葉で喋っているため、話が面白いし、説得力もあります。
反対に、他人が言ったことをそのまま喋ると、内容がよくても面白くないでしょう。
自分の言葉で喋っているか聞き手はすぐに判断できます。
自分の言葉で話すようにしてください。
どういうこと気をつけたらいいの・・
自分の言葉で話せるようにするために、以下のことを意識してください。
- 自分の本音を話す
- 自分の話の間・テンポ・リズムで話す
- 相手に何を伝えたいのか考える
人を笑わすためには、自分の気持ち、感情を伝えることが重要です。
自分の言葉で話せると聞き手は会話を楽しんでくれるでしょう。
お笑いだけでなく、仕事の提案もそうやで!
▼今回の記事に興味を持ってくれた人に読んでほしい書籍はこちら!
うまく負ける
書籍で、テレビで活躍している芸人の特徴について、以下の説明しています。
テレビで活躍している芸人ほど負け芸が上手いと思います。
参照「東京芸人水脈史 東京吉本芸人との28年」P.101
売れている先輩芸人ほど、うまく負けます。
後輩芸人から話しやすい、近づきやすい存在になるからです。
偉くなってしまうと相手は遠慮してしまい、ボケたとしても笑えません。
良い空気を作るため、人に笑われるようにしましょう。
え、どうやって?
負け方がうまい人は以下のことをしています。
- 自分の欠点、短所などを話す
- 自分の失敗談、不幸話をする
笑える雰囲気を作るにあたって負け方は重要です。
自分のダメな部分を出せないとなると、緊張して笑えません。
心置きなく話せる人になっていきましょう。
失敗談を話しても評価は下がらんで。
ポジティブな会話
書籍で、芸人トレンディエンジェルの面白さについて、以下の説明しています。
2015年の「M-1」で優勝し、ハゲネタ(?)に新しい旋風を巻き起こしました。
コンプレックスのハゲをポジティブに変えたのです。
参照「東京芸人水脈史 東京吉本芸人との28年」P.201
芸人の話はとてもポジティブなため、聞いているだけでも楽しくなります。
暗い話題であっても、最後にうまくオチをつけるために面白い。
相手を傷つける言葉を使わず、誰が聞いても嫌な気分になりません。
周囲の人だけでなく自分も、ポジティブになる会話をしましょう。
どんな会話をするの?
ポジティブな会話にするために、以下のことを意識してください。
- 相手を非難したり、悪口を言ったりしない
- どうやったら相手が楽しいか考える
- 自分が楽しい気分になる
芸人はネガティブな言葉が出たら言い換えたり、表情を明るくしています。
この技術は芸人だけでなく、私たちも必要です。
聞き手が「自分も話したい」「楽しい」と感じるポジティブな会話をしましょう。
常にポジティブにしろとは言ってへんで。
一生懸命
吉本の劇場「∞ホール」のライブで、30オーバーの芸人が
「本気であっちむいてホイ」「10人でなわとびして、60秒で10回飛べるか?」
ゲームをして笑いを取っています。
なぜこの企画を行っているのか、書籍で以下の説明しています。
実は単純なものほどおもしろいのです。
下手にボケなくても、真剣さが爆笑なのです。
参照「東京芸人水脈史 東京吉本芸人との28年」P.225
センスの良いボケだけが面白いではありません。
子どもがやるようなことを大の大人が一生懸命することで、
「こんな小さなことでも真剣にやらなくても」「ばかばかしいな」
見ている人は面白いとなります。
話すのが苦手な人は、一生懸命な姿で笑いを取りましょう。
ええ、どういう時に・・
周囲からすれば、結果・クオリティーを求めない場面で一生懸命やってください。
例えば、
- ゲームで負けないようにする
- そうじで誰よりも綺麗しようとする
- ごはんをきれいに食べる
出来て当たり前のことを真剣にすることで「バカバカしい」と笑ってもらえるでしょう。
何気ない行動でも面白くできます。
恥ずかしいと思わず、周囲の人を笑わせるチャンスと捉え一生懸命やってみましょう。
子供っぽいねも褒め言葉やで。
▼「もっとお笑いを学びたい」人に読んでほしい記事はこちら!
まとめ:お笑いのコツを学んで、しっかり実践していこう!
今回は、山田ナビスコ氏の書籍「東京芸人水脈史 東京吉本芸人との28年」からお笑いのコツについて5つ紹介しました。
本書で語られる「お笑いのテクニック」は、芸人の世界だけのものではないです。
普段の会話でも使える方法でもあります。
手に取ればきっと、多くの人を笑わせている芸人が意識していることを知れるでしょう。
面白い人になるためには、日々の努力の積み重ねが必須です。
知っているだけでは、誰も笑わせることができません。
「人を笑顔にしたい!」と思っている人は、こわいかもしれませんがトライ&エラーを繰り返しましょう。
一緒にお笑いを実践しよう。
それでは、また。
バイバイ。
▼今回の記事に興味を持ってくれた人に読んでほしい記事はこちら!
コメント