テレビを観ていて、
「あの芸能人は楽しそうに話しているな」
「周りの人もほんと楽しそうだな」
と思った人は多いのではないでしょうか。
テレビに出ている芸人や司会者は周りの人を楽しませる会話ができます。
うらやましいな・・
楽しい会話には、何が必要なのでしょう。
今回は、加藤綾子氏の書籍「会話はとぎれていい」より以下の2点について紹介します。
楽しい会話ができると、
- 友人が増える
- 出会いの数が増える
- 職場で先輩、後輩と信頼関係が築ける
仕事、プライベートともに充実した生活をおくれます。
今回紹介する一流芸能人の会話術を学んで、自分のものにしてください。
最後まで読んでや!
一流芸能人の会話術
会話が上手い芸能人のテクニックは以下の通りです。
- 明石家さんまさん 気遣い
- 笑福亭鶴瓶さん、内村光良さん 機嫌が良い
- 有吉弘行さん ブレない
- マツコ・デラックスさん 視野の広さ
- 池上彰さん 受け入れる
芸能人の会話術を取り入れて、今までより楽しい会話にしましょう。
できることからやってや!
明石家さんまさん 気遣い
加藤氏は、テレビ番組『ホンマでっか!?TV』での明石家さんまさんについて以下の発言しています。
常に会話を引っ張っているイメージのさんまさんですが、実は、会話に「強引さ」がほとんどありません。
さんまさんは、相手が「これ以上は何かを言われたり聞かれたりするのは嫌だ」と感じるラインを絶妙に判断しているように感じます。
参照:書籍「会話はとぎれていい」P.24
明石家さんまさんの会話がうまいのは気遣いできるからです。
誰かと話をする際は、相手のことを気にかけることが大切です。
たとえば、集団で趣味の話をしている中で、趣味がなく会話に参加できない人がいれば、
「○○さんは、好きな食べ物はあるの?」
と違う話題を振ってください。
振られた相手は「自分のことを気にかけてくれている」と喜んでくれます。
会話を楽しくするには、相手によい気分で過ごしてもらうという心がけが大事です。
相手の表情、態度からどうして欲しいか感じましょう。
相手を意識して会話してや。
笑福亭鶴瓶さん、内村光良さん 機嫌が良い
加藤氏は、笑福亭鶴瓶さん、内村光良さんの共通点について、以下の説明しています。
このお二人に共通するのは、「いつも明るく温かい」ことだと思います。
参照:書籍「会話はとぎれていい」P.90
笑福亭鶴瓶さん、内村光良さんは自分の気持ちがどう周りに影響を与えるのかを理解しています。
今までこんな経験はないですか。
- 友人がイライラしていると、気分が落ち着かない
- 後輩が悲しそうにしていると、自分も悲しい気分になる
ネガティブな感情の人が近くにいると、自分もネガティブになります。
逆に明るい人がいると自分の気持ちも前向きに。
自分が楽しく会話すれば相手も楽しくなります。
人と話す時、今自分のきもちはどんな状態なのか確認してください。
まずは自分が楽しむことが大事やで!
有吉弘行さん ブレない
加藤氏は、土田晃之さんとテレビ番組で共演し、売れる前と後で有吉弘行さんは変わらないと説明されました。
加藤氏は有吉弘行さんの長所について以下の説明しています。
この「ブレなさ」こそが有吉さんが大ブレークし、その後も長年活躍されている要因の一つだと思うのです。
参照:書籍「会話はとぎれていい」P.138
ブレない人は、
- 人によって態度を変えない
- 周囲の意見によってすぐに意見を変えない
周囲に左右されず自分の決めた道を進むため、信頼されます。
信頼できると、人は「この人は自分を裏切らない」と安心して会話ができます。
ブレない人になりましょう。
どうやってなれるの?
まず、自分の意見、考え方を持ってください。
自分がないと周りに流されます。
最初は、自分の意見を考えるのは難しいを感じるでしょう。
ブレない人になることで、自分らしく振る舞うことができて、会話を楽しく感じます。
頑固になり過ぎないようにしてや!
マツコ・デラックスさん 視野の広さ
加藤氏は、マツコ・デラックスさんの良さについて以下の発言しています。
誰かを一方的に否定したり、攻撃したりするのであれば、マツコさんがこれほどの人気者になることはなかったのではないでしょうか。
参照:書籍「会話はとぎれていい」P.154
マツコ・デラックスさんは、ひとつの考え方に固執したりせず、広い視野で物事をみています。
広い視野があれば、
「そんな考えはなかった」「なるほど、そういう意見もあるのか」
相手が想像できなかった言葉を伝えることができます。
視野の広い人になりしましょう。
視野を広くしたいけど・・
視野を広げる方法としては、以下の通りです。
- 日常で当たり前になっているものに対して、疑問を持つ
- 新しい趣味を始める
- 異なる年代の人と話す
同じ生活を繰り返していると、視野が狭くなります。
いろんな角度から物事を見れる人になるために、日常から訓練することが大切です。
人と会話する時に「自分の考えは偏っていないか」と意識してください。
相手の立場を想像するのも大事。
池上彰さん 受け入れる
加藤氏は、池上彰さんと共演した時に、以下のことを感じました。
番組内で、子供たちが池上さんにどんな意見や質問をぶつけても
「ああ、そうだよね。鋭く見てるね」「とてもいい着眼点ですね」
という具合に、必ず否定せずに受け入れてくれる
参照:書籍「会話はとぎれていい」P.174
初対面の会話では、
「こんなこと言っていいのかな」「この発言まずいかな」
不安を感じながらしゃべりませんか。
池上彰さんのように受け入れてくれると安心して話せます。
- よく話聞いてくれてありがとう。
- そんな意見を言ってくれる人いなかった。
相手のすごいことに気づいたら、ほめるのが有効です。
相手は気分がよくなって、いろいろ話してくれるし、自分の話もよく聞いてくれます。
お互い気分がいい会話にするために相手の発言を受け入れてください。
否定から入らないようにしてや。
会話を楽しくする上で大事なこと
会話を楽しくするために必要なことは以下の通りです。
- ハードルを下げる
- 意識を外に向ける
普段の生活のなかでこの考え方を持つようにしてください。
緊張しやすい人は特に参考にしてや!
ハードルを下げる
加藤氏は、緊張しやすい人の特徴について以下の説明しています。
緊張しやすい人の特徴として、「自分に対して厳しい」「理想が高すぎる」ということがあるように思います。
理想の状況を想定することで、その反動として「こうなったらどうしよう・・」と心配する気持ちが高まり、緊張が生まれているのではないでしょうか?
参照:書籍「会話はとぎれていい」P.35
初対面の相手や大勢の人の前で話すとき緊張してしまう人は多いでしょう。
緊張する理由としては、そのシチュエーションにおいて、
「自分が話をリードしないといけない」「面白い話をしないとだめだ」
うまく話さないといけないと思い込んでいるからです。
会話のハードルを上げると、自分にプレッシャーを与えてしまうことになります。
自分に対するハードルを下げましょう。
どうハードルを下げるの?
ハードルを下げるために、人と話す前に自分の合格ラインを決めてください。
- 大きな声で挨拶できたらよし
- 質問を3個出来たらよし
- 相手の話に相づちを打てたらよし
「これなら自分はできる」という行動を決めて話に臨みます。
ハードルを下げることで、発言がしやすくなり、自然と会話を楽しめるようになるでしょう。
ちょっとずつ合格ラインを上げたらいいで。
意識を外に向ける
加藤氏は、会話に余裕のないときの対処方法について以下の説明しています。
自分が余裕を失っていると感じたときこそ、「遊び心」や「楽しむ姿勢」といった、いい意味での緩さを持つ
参照:書籍「会話はとぎれていい」P.97
人と話すときに周囲から「(自分は)どう見えているか」を気になる人はいませんか。
意識が自分に向いてしまうと、人は余裕を失います。
自分ではなく外に意識を向けてリラックスしましょう。
どういう風にするの?
外に意識を向ける方法は以下の通りです。
- 相手の話を聞くことに集中する
- 目の前にいる人をじっくり観察する
- 周囲に楽しいことはないか探す
相手や周囲の様子を観察することで、自分の意識が外に向かい、心が落ち着いてきます。
リラックスして会話すると、相手も同じ状態になり、楽しい会話になるでしょう。
話が上手い人は落ち着いているで!
まとめ:一流芸能人の会話術を取り入れよう
今回は、加藤綾子氏の書籍「会話はとぎれていい」より以下の2点について紹介しました。
今回の内容を振り返るで!
一流芸能人の会話術
会話が上手い芸能人のテクニックは以下の通りです。
- 明石家さんまさん 気遣い
- 笑福亭鶴瓶さん、内村光良さん 機嫌が良い
- 有吉弘行さん ブレない
- マツコ・デラックスさん 視野の広さ
- 池上彰さん 受け入れる
どれも押さえておきたいで。
会話を楽しくする上で大事なこと
会話を楽しくするために必要なことは以下の通りです。
- ハードルを下げる
- 意識を外に向ける
自分が落ち着くことが大事やで!
この書籍では、加藤氏が出会ったコミュニケーションのプロのテクニックや考え方が48個紹介されています。
今回の記事を読んで興味を持った方はぜひ一度手に取ってください。
良い人間関係を作る上で、楽しい会話は必須といっても言い過ぎではありません。
「会話」からその人と今後付き合うかどうか判断します。
「自分は話すのが下手だ」という人も、日々の会話を工夫することで、必ず向上します。
今回紹介した一流芸能人の会話術を身につけて、自分も相手も楽しい会話を目指しましょう。
一緒に徐々にうまくなろう。
それでは、また。
バイバイ。
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