出会って少し会話しただけで、
「話をしていて楽しいな」「また会ってみたいな」
という人は今までいませんでしたか?
いたけど、自分は違う・・
コミュニケーションは「才能」と思われる方も多いでしょう。
しかし、スポーツ競技のように練習すれば高めることができます。
今回は、「超一流の雑談力」からコミュニケーション上達の方法について紹介します。
- コミュニケーションがうまくいかない話し方
- コミュニケーション上達の方法 5つ
コミュニケーション能力を高めることで、
- 苦手な人が減っていき、人間関係が楽になる
- どんな場所にいっても、すぐに仲間ができる
- 仕事がやりやすくなり、生産性が向上する
といったメリットがあります。
今回紹介するスキルを身につけて、人間関係をより良くしてください。
練習すれば変わるから実践してや。
ムックン@お笑い講師
コミュニケーションがうまくいかない話し方
まずどんな話し方をすると、会話がうまくいかないのか説明します。
うまくいかない話し方は以下の3つです。
- 声が小さい
- 反応がない、小さい
- 質問しない
自分はどうかチェックして。
原因1:声が小さい
うまくいかない原因の1つ目は、声が小さいです。
人前で話すことを苦手と感じる人は、緊張から声が小さい傾向があります。
声が小さいまま会話をすると、
- 自分の意見が伝わりにくい
- 何度も聞き返される
円滑なコミュニケーションができません。
でも、どうしたらいいの?
声を大きくする方法としては、以下の通りです。
- 口を大きくあけて話す
- 姿勢を正す
- 活舌を意識する(はっきり言う)
声が大きくなると、
- 自分の意見が伝わりやすくなる
- 印象が良くなる(明るい印象を持たれる)
いい影響が出ますので、聞き取りやすい声を意識してください。
大きい声を出す訓練をコツコツ続けていこう!
原因2:反応がない、小さい
うまくいかない原因の2つ目は、反応がない、小さいです。
自分が話して聞き手の反応が無いと、
「伝わっていないのかな」「つまらないこと言ったかな」
自分の発言に不安になって会話が続けにくいと感じませんか。
反応をはっきりしないと、相手から退屈しているように見えます。
会話のキャッチボールを続けるために相槌、リアクションを大事にしてください。
どんな反応したらいいの?
反応しているとわかりやすく示す方法は以下の通りです。
- 相手の目を見る
- ゆっくり頷く
- 相手の話に喜怒哀楽を示す
リアクション一つで会話にリズムが出て、楽しい空気を作ることができます。
自分のリアクションについて考えてみましょう。
相づちは最初意識しないと、できないで。
原因3:質問しない
うまくいかない原因の3つ目は、質問しないです。
飲み会の席で全く相手から質問がないと、「自分に関心がないかも」と感じませんか。
質問することで初めて、相手に興味を持っていることが伝わります。
心の距離を縮めるためにも、会話の中に質問を取り入れてください。
どうやって質問したらいいの?
質問のコツは相手の会話に対して深堀する。
具体的な例としては、以下の通りです。
自分:休日はどこに行かれますか?
相手:梅田によく行きます。
自分:梅田ですか。私もよく行きます。梅田のどこによく行きますか?
相手:最近だとグランフロント大阪ですね。
自分:グランフロント大阪ですか!おしゃれなカフェ多いですよね。○○(店名)行ったことありますか?
質問だけを繰り返すと質疑応答になってしまうため、「質問+自己開示」を織り交ぜてください。
会話はお互いが質問を重ねることによって盛り上がっていきます。
まずは自分から相手のエピソードを引き出すための質問しましょう。
質問が上手くなると、会話が楽になるで。
コミュニケーション上達の方法 5つ
コミュニケーションを上達させる方法は以下の通りです。
- さわやかなあいさつ
- 何についての話なのか伝える
- 話を短くまとめる
- 話をちょっと盛る
- 雑談用ノートを作る
各方法について説明していくで。
方法1:さわやかなあいさつ
コミュニケーションを上達させる方法1つ目は、さわやかなあいさつです。
会話の最初は、相手と会った瞬間のあいさつから始まっています。
あいさつがうまくいくと、その後の会話が円滑にすすめます。
反対に、緊張してぎこちない挨拶をすると、相手も緊張して話しづらくなるでしょう。
まずは、さわやかなあいさつするようにしてください。
さわやかなあいさつって?
さわやかなあいさつをするために、以下のことをしてください。
- 上の前歯を6本以上見せて、口角を上げる
- 高めの声を出す
素敵なあいさつは、話しやすい雰囲気を作ります。
まず、自分のあいさつがどう他人に見えているのか確認してみましょう。
鏡で自分のあいさつをチェックしてや。
方法2:何についての話なのか伝える
コミュニケーションを上達させる方法2つ目は、何についての話なのか伝えるです。
テレビ番組「すべらない話」を見たらわかりますが、本題に入る前に、芸人は何について話すのか伝えています。
芸人さんの前置き
「親父の絶叫の話なんですけど」(松本人志さん)
「なんてない話ですけど。」(千原ジュニア)
この前置きがあることで、「これからなんの話が始まるのか」を理解しやすいため、会話に引き込むことができます。
自分の話をするときは、前置きを入れてください
どうやって前置きを作ったらいいの?
前置きを作るコツとしては、以下の通りです。
- 自分が伝えたいことは何か?
- それらのポイントを一言でまとめると、要するに何であるのか?
何についての話なのか伝えることで、相手の聴く姿勢は大きく変わってきます。
コミュニケーションが円滑になるので実践してください。
前置きは10秒くらいがいいよ。
方法3:話を短くまとめる
コミュニケーションを上達させる方法3つ目は、話を短くまとめるです。
せっかくおもしろい話をしても、話がダラダラ長いと、
「何の話をしているの」「この話はいつ終わるの」
と感じてしまい、会話への興味が急激に薄れてしまいます。
話を短くすると、
- 相手の記憶に残りやすい
- 相手との会話のキャッチボールが増える
等メリットがあるため意識してください。
短くまとめろと言われても・・・
話を短くまとめるために意識したいことは、一文を短くする。
自己紹介
■悪い例
私は、5年前に東京から大阪に来て、最初京橋で住み始め、その後に天満にいって、その後に転職したんですが、最終的には大国町で住んでいます
■良い例
私は、5年前に東京から大阪に来たんですよ。
最初は京橋で、次に天満で住んでいたんです。
途中転職して、最終的に職場に近い大国町で今住んでいます。
簡単にいえば、「。」を増やすということです。
文章を区切ることで、相手が話せる時間ができ、お互いにやりとりが生まれます。
自分だけが話すのではなく、相手も話せるように話は短くしてください。
話を短くしたけど、わかりにくいはダメやで。
方法4:話をちょっと盛る
コミュニケーションを上達させる方法4つ目は、話をちょっと盛るです。
ちょっと盛るというのは、事実をより魅力的にみせること。
例1)昨日、感動する映画を観た
→昨日、感動する映画を観たけど、ハンカチ1枚では足りなかった。
例2)昨日、美味しい焼肉を食べた
→昨日、とても美味しい焼肉食べた。もうここの焼肉なら週8日でもオッケー。
日常でのエピソードをちょっとだけ盛ることで、「面白い。もっと聞きたいな」と相手は思います。
最近の出来事をちょっと盛って話してみてください。
なんでもオーバーにしたらいいの?
話をちょっと盛る上で気をつけたいことは、
- 自分を必要以上に大きく見せる(自慢話、苦労話)
- 相手をもっと嫌な人にする(悪口)
このような盛り方は避けて、人を楽しませたいというサービス精神でしてください。
芸人は、この盛り具合が絶妙で、どの程度がいいのか理解しています。
ここのさじ加減を身につけるために、ちょっと盛る練習をしていきましょう。
まずは芸人のやり方を真似してみよう。
方法5:雑談用ノートを作る
コミュニケーションを上達させる方法5つ目は、雑談用ノートを作るです。
初対面で苦労して打ち解けても、数カ月ぶりに会った時に気まずく感じた経験はありませんか。
人は時間が経てば経つほど距離感が離れていくため、また初めて出会ったようになります。
同じことを繰り返さないために何を話したのか記録しておきましょう。
え、なんで?
雑談用ノートを作っておけば、次回会う時に以前会話した内容を話すことができます。
二度目に会った時に、「一度目」で話した内容をふれることで、
- 相手が自分のことを思い出して貰える
- 相手と仲良くしたいという意思が伝わる
相手との距離を縮めることができます。
雑談用ノートを作って、久しぶりに会った人に積極的に話していきましょう。
会話の後、すぐにメモする癖をつけてや。
まとめ:コミュニケーションを上達させて、豊かな人間関係を築こう!
今回の記事では、書籍「超一流の雑談力」からコミュニケーション上達の方法について解説しました。
「自分の人間関係」を決めているのは、皆さんの今までの行動です。
もっと人と仲良くなりたいのであれば、現在の人とのコミュニケーション方法を変えていきましょう。
最も手っ取り早く人間関係を豊かにする方法は、自分を変えることです。
他人は変わらないで!
現代で社会生活を送る上で、他者とのコミュニケーションなしで生きていくことはできません。
会話力を磨かないのは、非常にもったいない生き方になります。
繰り返しますが、「人」と「人」とをつなぐのは会話です。
コミュニケーションを上達させて、豊かな人間関係を築いていきましょう。
それでは、また。
バイバイ。
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