仕事上の失敗・ミスが続いていたり人間関係が悪くなったりして、
「仕事もプライベートもなんかうまくいかない」
「有名人は自分よりも成功していてうらやましい」
と感じている人がいると思います。
どうしたら成功できるのだろう・・
色々やってみるけど結果は変わらないし、どうすればいいのかわからない。
今回の記事では書籍「素顔の岡村隆史」から成功者の習慣を紹介します。
書籍では、ナインティナインの岡村さんが芸能界で成功するための考え方・エピソードがたくさん紹介されています。
岡村さんは、現在50代にして以下のような実績を残しています。
- 芸歴2年目(22歳):ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞
- 芸歴4年目(24歳):ぐるぐるナインティナインが放送開始
- 芸歴6年目(26歳):めちゃ×2イケてるッ!が放送開始
若くして、数々の成功をおさめている。
成功するための一番確実な方法は、成功者と同じように考えて、同じように行動することです。
今回の記事を読み、成功するための習慣を真似して、明日から生かしてください。
成功者が実践している習慣 7つ
習慣①:コツコツ努力を続ける
岡村さんは高校時代を次のように言っています。
僕はサッカー未経験だったので、一年生のときは部の中で下手くそな部員だったんです。
毎日本気で部活に取り組むのはもちろん、帰宅後や休日も、妹に手伝ってもらいながら自主練を重ね、三年に上がったと同時に晴れてレギュラーを獲得。
出典:本多正識「素顔の岡村隆史」
以下のような考え方をしていると、絶対に成功することはできません。
☒ 成功するのは才能ある人のみ。
☒ 努力しても意味がない。
☒ どうせ自分には才能がない。
成功を得るための習慣の1つは、コツコツ努力を続けることです。
岡村さんも、入部時点では下手くそだったが毎日練習を続けたから、レギュラーになっています。
しかし、皆さんが自分に対して、内心で以下のように考えていたらどうなるでしょうか?
- 自分は努力が続かない。
- 自分は努力しても結果が出ない。
- 自分は努力したことがない。
上記のような考えでは、行動することができません。
努力できる人は元々自信あるんでしょう。
実は、努力ができる人でも、
「努力しても成果が出ないかも」「努力しても才能がある人には勝てないかも」
という気持ちを持っています。
そのような気持ちでも行動できるのは、
- 過去の自分よりは成長している
- 自分がやりたいからやっている
- 努力することそのものに価値がある
と考えているからです。
成功者と聞くと「才能がある」「運がいい」といったイメージが強い人も多いでしょう。
目標を実現するためには、大前提としてコツコツ努力を続けるしかありません。
日頃からできる方法を考えてみてください。
成功するためには努力しかないで。
習慣②:自分で考える
岡村さんはNSC(吉本の養成所)時代を次のように言っています。
僕が養成所に通っていたとき、ある先生が「橋の上で漫才するくらいの度胸がないとお笑い芸人として食っていけない」というようなことを授業で言っていたんです。
すると、その授業が終わった直後に、道頓堀にあるひっかけ橋に同期である九期生が集まっていました。
そんなふうにして橋の上で漫才をしたコンビは、お笑い界で天下を取ることもなく、みんな消えていきました。
出典:本多正識「素顔の岡村隆史」P.29
成功するために大切なのは、人の話を聞いた時に「聞く」だけではなく「考える」という話です。
NSCには、毎年1000人(大阪)近くの生徒が入ってきて、その中で、テレビに出れる芸人が毎年1人いたら成功です。
つまり岡村さんのように成功する確率は、驚愕の0.1%です。
NSCに入学しても、芸人としてご飯食べれるわけではなく、ただのスタート。
在学期間において、ただ「聞く」しか重ねなかった人と、自分で考えるという判断をした人で、実力差が生まれました。
岡村さんは、何か特別なことをしたワケではありません。
聞いたことに対して自分で「考える」をしただけです。
岡村さんは次のようにも言っているで。
僕らは自分の考えで、橋の上で漫才もしなかったし、あまり生徒同士でつるむこともしなかったのですが、今もお笑い芸人として働いています。
お笑い芸人を目指している人に、アドバイスできることは全くないのですが、僕らは自分の考えでそうやってきた
出典:本多正識「素顔の岡村隆史」P.30
会社の先輩、友人、経営者などのアドバイスを聞くのは大切です。
しかし、聞いた後に
- そのアドバイスは正しいのか
- 実行するメリットは何か
を考えることが重要になってきます。
ココを外さなければ、報われない努力に時間を費やすことが減るはずです。
自分で考えて決める判断を、まずはしっかりやりましょう。
今、誤った情報が沢山あるから気をつけてや。
習慣③:用意周到
岡村さんは賞レース(ABCお笑いグランプリ)に向けた準備を次のように言っています。
ネタ選びからネタ合わせなど、もちろん本番直前まで、さまざまな策を練ることにしました。
その策の一つひとつがパズルのようにハマっていったおかげで、僕たちはABCで優勝することができたのだと思います。
出典:本多正識「素顔の岡村隆史」P.44
「準備ですべてが決まる」というのは、皆さんが何回も聞いた話かもしれません。
準備をしっかり行うことで、
- ミスを防ぐことができる
- 成果を上げることができる
- アクシデントが起きたとき、焦らず冷静に対処できる
準備が大事とわかっているよ。でも・・
「時間がない」「スキルが追いつかない」等言いたくなると思います。
しかし準備不足で失敗した場合、とても悔しいと思いませんか?
岡村さんは絶対優勝するために、漫才の練習をしたと述べています。
”四分五十五秒きっかり”に漫才が終わるように何度も何度も練習して、本番に備えました。
出典:本多正識「素顔の岡村隆史」P.45
時間きっかりに終わらすってどんなに練習したの。
事前の準備は、自分の力を発揮して結果に繋げるために行う最初の一歩です。
その最初の一歩がなければ、その後に成功はありません。
用意周到を習慣に取り入れて成功する精度を上げていきましょう。
習慣④:環境を変えていく
岡村さんは吉本印天然素材で人気が出た時代を次のように言っています。
最初の頃は、ナインティナインも知名度や人気がなかったので、あまり深く考えず、「踊ればいいか」と思っていました。
でも何となくですが「このまま天素にいても、”ダメかもしれない”」と感じ、天素から抜け出す方法を模索し始めたんです。
出典:本多正識「素顔の岡村隆史」P.78
「このままではダメだけど・・」と考えて何か実行している人は、少ないでしょう。
ダメと思っている人は多いと思うねん。でも行動は別。
新しい環境に身を置くと、精神・体調面の不調をきたすことがあるからです。
しかし「成功したい」と思っているのであれば、現在の環境を変えることが大切です。
でも凄い疲れる。
環境を変えた時、人は嫌でも成長せざるを得ません。
「成長しない限り、その環境で生き残ってはいけない。」と自然に理解しているからです。
もし皆さんが、成功する人になりたいのであれば、環境を変えることです。
環境を変える方法としては、
- 仕事を変える
- 住む場所を変える
- 新しい趣味を始める
- 知らない人がいる飲み会に参加
自分が出来そうなものをやってみて。
実行することができれば、大きな成長や進化を遂げるでしょう。
「ここではまずい」と感じる人はそろそろ環境を変えるべきタイミングです。
習慣⑤:想像力を鍛える
岡村さんは普段バラエティ番組の見方について次のように言っています。
たとえバラエティ番組を観ていたとしても「この編集はなに?」「なんでこのタイミングで彼を映さないのか」とただただツッコむだけ。
自分は全く関わっていない番組に対しても裏方の視点で観てしまうことがあります。
出典:本多正識「素顔の岡村隆史」P.197
成果をあげるには、「経験」だけでは足りません。
想像力を働かせて「自分だったどうするか」と考えることが必要です。
たとえば、新しい仕事を会社の人から依頼されたとします。
想像力がない人は、自分の狭い経験値や知識の範囲内でしか対応できず、時間がかかることが多いでしょう。
想像力を鍛えている人は、初めてでも、速くこなすことができます。
それは、事前に、「この仕事は以前、あの人がやっていたな。こんなやり方をしてみたら、もっと効率良くなりそう」ということを想像できているためです。
想像力はどうやって鍛えるの?
想像力の鍛え方として以下の方法があります。
1.人に関心を持つ
例)電車の中にいる人がどういうこと考えているか想像
2.テレビや本を利用する
例)先の展開を予想してみる
3.仮説を立てる
例)なぜ3月上旬にアマゾンや楽天はセールをするのか考える
想像力を鍛えることで、効率的な仕事のやり方を創造し、より良い成果を上げることができます。
すぐに想像力を鍛えられないとしても、日常的にトレーニングして想像力をアップさせましょう。
習慣⑥:メモを書く
岡村さんはラジオの準備について次のように言っています。
大先輩がネタ帳を活用していることを知ってからは、僕も自分に起きたできごとを書き留めるようになったんです。
ネタ帳に書いてある事柄全てで笑いを取れるわけではないし、自分にしかわからない書き方をしているノートなのですが、持っているだけで安心感はありますよね。
出典:本多正識「素顔の岡村隆史」P.211
ビジネスやスポーツの世界でも成功している人は、「メモする」というのはよく聞きますよね。
メモ取りを習慣化できているという人は案外少ないのではないでしょうか。
頭の中で覚えているからいいでしょう。
人間の脳は、すべての出来事や情報を記憶できません。
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウス氏の実験によれば、1日後には74%を忘れるとされています。
メモすることで、備忘や記憶効率を高めることができます。
また、頭のなかにある思考は、メモして、初めて情報として認識できる状態になります。
頭の中にあるだけでは、使える情報ではありません。
メモすることで、以下の3つのメリットがあります。
- 視野が広がる
- アイデアが浮かぶ
- 頭の整理ができる
この3つを得ているため、メモしている人は他の人より成功しています。
メモを取る効果は小さくなく、仕事やプライベートでも好影響が出ます。
「メモの習慣」を身につけて、成功する人生に変えていきましょう。
メモは最低1年位は残してや。
習慣⑦:物事の良い面にも目を向ける
岡村さんは半年間休養した出来事を振り返って次のように言っています。
休んだことで、周りの接し方も変わったし、タバコもやめられたし、結果的にいいことの方が多かったような気がします。
出典:本多正識「素顔の岡村隆史」P.118
人生において失敗・アクシデントはつきものです。
「また失敗した・・・」「なんでこんな上手くいかないのだろう」
等考え過ぎると、日常生活においてさまざまな影響があらわれます。
起こったことは決して消せないため、どのように向き合っていくかがとても大切です。
どう向き合ったらいいの?
向き合い方としては、「悪かったこと」だけではなく「良かったこと」にも目を向ける。
悪いことが起こったからといって、全てがダメではないです。
「悪かったこと」に注目するため、全てが悪かったと捉えてしまい、必要以上にネガティブなことにしています。
「良かったこと」にも注目して、気持ちを切り替えてください。
良かったところだけ見てとは言ってないから注意。
失敗・アクシデントは、見方を変えると目標達成に必要な貴重な体験であり、成長の糧にもなります。
目の前の出来事とうまく付き合うコツを身につけて、「失敗しても大丈夫だ」と思って成功を目指しましょう。
まとめ:成功者の習慣を真似しよう!
今回の記事では、書籍「素顔の岡村隆史」から、岡村さんの7つの習慣を紹介しました。
岡村さんが実行している、7つの習慣は以下の通りです。
「成功したい!」と考えている人も多いと思います。
成功には、まずは日々の習慣を見直して少しずつ成功するために必要な土台を作ることが大切です。
いちばん簡単そうなものからやってみてください。
今より確実に仕事・勉強での成功する確率が上がるでしょう。
それでは、また。
バイバイ。
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